Thursday, December 11, 2008

世界は謎に満ちている

謎その①

風呂上がりなどに、綿棒で耳の中をお掃除するのが好きなのですが、時々、綿棒が墨みたいに黒くなっていることがあります。

お化粧落として、洗顔して、濡れたタオルで耳の中を拭くので、お風呂で身体の汚れが入ったとは考えにくい。

頻繁ではないけれど、たまにあって、どうしても理由が分かりません。

関係ないけれど、以前、耳の中が腫れて痛くなって、耳鼻咽喉科に行ったら、耳の中をごしごしと擦りすぎですと言われました。『プール上がりや風呂上がりは耳の中の皮膚がふやけて柔らかくなっているので、耳掃除は薦められない』のだそうですが、もう癖になっているので、あの耳の中が湿った感じが耐えられないのであります。

謎その②

今日、デパートのエスカレーター(上り)に乗っていたら、突然、上から爪楊枝が1本落ちてきました。

私の身体に当たって、目の前というか、私の乗っている1つ上の段に落ちました。

行儀の悪いおっさんが『ぺっ』ってしたのかと思って周りを見回すも、いるのはおばさん(含、自分)ばかり。そもそも、空いていて楊枝みたいに軽いものをとばせる距離に人はいない。

上を見上げてみたけれど、エスカレーターは常に動いているので、これは意味ない。

乗ってる間、じーっと見つめました。

謎その③
(おそらく一生解けない謎)

ある日の下校途中、電信柱の横に落ちているヌラヌラと光る大きな赤い魚から目配せされたことがあります。

学校は湘南(江ノ島)にあって、駅までの道のりには干物屋さんとか、貝屋さんとかあったので、魚が落ちていること自体はそれほど驚かなかったけれど、それがすごく大きな魚で、よく見たら息をしていたのです。

『えー?』と思って目をこらしたら、下から横目でぎょろりと私を見上げて、瞬きしたのです。

怖くなって走って逃げました。

高校生の時の話です。

霊感ナッスィングな私の唯一の不思議体験。

Saturday, December 06, 2008

鎌倉に行ってきた


もう1週間以上前のことなんですけどね。

江ノ電でごとごとと、藤沢から鎌倉まで。


いい天気で江ノ電の窓から見える海も最高でした。

最近は久しぶりに訪れると激変している土地が多いけれど、
湘南は学校に通っていた頃の大昔の記憶とほとんど変わらず、
江ノ電もあいかわらずのろい。

また行こう。

おみやげ。
2個で500円にゃ。

Friday, November 28, 2008

Every Little Step

コーラス・ラインは舞台をアメリカで数回、日本で四季版を1回、映画を数回、見て、ブロードウェイ・オリジナル・キャスト版のレコードもすり切れるほど聴いたので、自分の頭の中でそれぞれの役のイメージがかなり固まっていて、オーディションによって役柄が絞り込まれていくプロセスがとても面白かった。

何よりも圧倒されるのは舞台に生きる人たちの「本気」。

かなり目立つ役のシーラとキャシーの配役がこれしかない、という落としどころまで粘って、悩んで絞り込まれていく。

シーラ役を最後まで争ったラシェール・ラックは「フォッシー」のオリジナルキャスト版DVDに出演している、とても個性的な女優だけれど、最後のオーディションでは審査員の要望に混乱して精彩に欠く。対する(最終的に役を獲得した)アフリカ系の女優は、一歩足を踏み出した途端にキャラが立ち上がってきて、オーディションという枠を越えてそこにシーラが出現するのだ。鳥肌が立つ瞬間。

そして、これを見るだけでもこの映画を見る価値がはある、と思うのがポール役の役者のオーディションでの演技。審査員を含め、彼の演技を見たほとんどの人は、ポールと彼の両親の悲しみ、やりきれなさを追体験したことだろう。

私はせっかちなので、映画が終わって白黒のタイトルロールになると普通は席を立つのだけれど、この映画を見た時は、呆けたようになって、しばらく立ち上がれなかった。劇場はほぼ満席だったけれど、誰も立ち上がらなかった。タイトルロールが終わり、一瞬の暗闇を経て、場内が明るくなり、『ご来場ありがとうございました』というアナウンスで皆、我々に返った感じ。

ちょっと意義を唱えたいのは歌詞の訳。
特に"What I Did For Love"をラブソングのように訳すのは止めてほしかった。
確かにそのように訳すことも可能だけれど、
あの歌が歌われる場面を理解していれば、ああいう訳にはならないと思うのだけどな。

残念。

ブロードウェイ♪ブロードウェイ」(原題:Every Little Step)

「ダントツの一位」はありです


ついついやってしまう、重複語ランキングというのを目にしました。

1位 一番最初/一番最後
2位 最後の切り札
3位 ダントツの一位
4位 過半数を超える
5位 被害を被る
5位 不快感を感じる
7位 思いがけないハプニング
8位 返事を返す
9位 射程距離
10位 元旦の朝

まあ、ありがちです。

ただし、「最後の切り札」はOK。
本来の切り札は複数存在することもあり得るもので、
「最後の切り札」はその中でも最も有力な最後の決め手、ということです。

「ダントツの一位」にも意義あり。
ダントツは二位との差を表す言葉で重複語ではないのでは?
僅差の一位とか、程度を表す言葉ではないでしょうか。
僅差と違って、ダントツはトップの時にしか使わないけれど、ダントツはトップだけど、1位=ダントツではないってこと。。

「昨日のレースのダントツは誰だった?」とか言わないでしょう。

「思いがけないハプニング」も、ハプニングを出来事と捉えるならあり。
日本語ではハプニングは「予想外の出来事」というニュアンスが強いのかもしれないですが。

何か結構、微妙なリストだな。

言葉に限らず、作法などに関して、よく実は一般に広く行われていることは間違いで本当はこれが正しい、というような記事やコメントをよく見ます。

私はほとんどの場合、正しい少数派でなく、誤った多数派に入るのですが、じゃあ、正しい知識を得たからといって、それに従うかというと微妙。

誤った多数派に、「あの人、あんなことしてる(言ってる)」と思われるのが怖い。かといって、世界に正しい知識を広めるべく「本当はこれが正しいのよ」と主張するのは面倒だ。そして実は得々と(と見える)そういううんちくを傾ける人々が苦手。感心して耳を傾けることを求められているようなプレッシャーを感じるから。

じゃあ、どうするか、言葉ならなるべく避けて通る。翻訳をやっていると、結果が文字で残るので誤りと分かっていて使うのははばかられる。だけど、正しく使用してもクライアントに「誤った多数派」の用法に訂正されることが多い。面倒はさけましょう、ってことで。

それに誤った使い方があまりにも一般化してしまっている場合、正しい用法だと読んでいて引っかかることも確かです。

作法の場合はその他大勢に従います。

記憶に鮮明な「それは無理」という作法の1つに「正しい茶碗蒸し」の食べ方があります。

茶碗蒸しは汁物に分類されるので、箸でぐりぐりとかき回して固まりを崩し、ずずず、と飲んでいただくのが正しい、のだそうです。具は箸で食べます。でも、結構敷居の高いお店でも茶碗蒸しにはスプーンが添えてあるのが普通だし、器そのものも、直接口をつけて飲むような形じゃない。

日本食は本来、箸ですべて食べられるはずなので、ずずず、といくのが正しいのだろうけど。

でも、作法って結構、見るものによって違うことが書いてあるのですよね。

Monday, November 03, 2008

イソジン

ボトルによって、濃さが違う気がするのは気のせいなんだろうな、きっと。

昨日、開けたボトルはやたら濃い。

Sunday, November 02, 2008

朝晩の冷え込みがきつくなってきました


富士山が写っているの分かりますか?
ビルが邪魔。

A Bloodhoud to Die For

A Bloodhound to Die For (Class G)A Bloodhound to Die For (Class G)
Virginia Lanier

Center Point Pub 2004-11-30
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

"Ten Little Bloodhouds"
"Blind Bloodhoud Justice"
"A Brace Of Bloodhouds"
"A House on Bloodhouds Lane"
"Death In Bloodhoud Red"

と続く、ブラッドハウンドのブリーダー/トレーナー/ハンドラーのJo Beth Siddenシリーズの直近の作品。

地域の警察などの依頼を受け、サーチ&レスキューを行うJo Beth。

作品毎に起きる様々な事件に加えて、米国南部の沼地地帯の独特の文化、様々なサーチ(死体の捜索はサーチに当たる犬の気持ちを深く傷つけるそうだ)、大型犬の犬舎の運営、そしてそれに係わる人々の犬に対する深い愛、そして登場人物の人間関係などが語られ、ぐんぐん引きこまれる。


"~ to die for"とは『命をかける価値のあるもの』、つまり『かけがえのない、素晴らしいもの』を指す。

ここでは文字通り、連れ去られてしまった、Jo Bethが愛して止まないブラッドハウンドを取り返すためなら、命を失ってもいい、という彼女の言葉がタイトルとなっている。

今回は何となく雰囲気的に大円団を迎えた感があり、もう新作が出ないのかが、ちょっと気になるところ。

ペーパーバック版もあり。

残念ながら邦訳版は入手が難しそうだけど、比較的読みやすい英文なので、洋書にチャレンジしたい人にはお勧めかも。

Saturday, November 01, 2008

猫日和


ひも付き散歩。


通院の車中。
興味津々で景色を眺めます。

庭の隅に黒猫がいました。

Thursday, October 23, 2008

なかな涼しくならない


昨日は久しぶりに元町の通りをぶらぶら。

お店を沢山覗いて、複数の店で猫の置物を買いたい衝動を我慢して、結局、買ったのは靴下3足。

知人に教えてもらったイタリアンで夕食。

シシリア料理。慣れ親しんでいるイタリアンとちょっと雰囲気が違う。魚介料理が豊富だ。

まぐろのカラスミのパスタと、イカスミを練り込んだ手打ちパスタ(ソースはイカのラグー)がBuono!

でも私は肉道を極めるため、メインは子羊のパン粉焼き。

分厚くて、外側カリカリ、中はふわふわの肉がBuono!Buono!

羊と言えば、オーストラリアに住んでいた頃、肉屋さんで肉を買おうと列に並んでいたら、強烈な羊肉の臭いに気持ち悪くなって店から出たことがあったっけ。

勤めていた頃、オーストラリア人の上司がHome Leaveで1ヶ月ほどオーストラリアに帰国して帰ってくると、2週間くらい、羊の体臭がした(マジで)。懐かしや。

羊のおいしさに目覚めたのはオーストラリアだった。

お肉万歳。

翌日(つまり今日)は朝から病院なので、近所の叔母の家に泊まる。

そして買った靴下を置き忘れる。


行けないけど、行きたい。

気合いの入ったタイ料理食べたい。

8:30 a.m. at TULLY's

Espresso ! Con Panna double


旨い~。
目が覚める。

Tuesday, October 21, 2008

クリスマスソング解禁

Christmas SongsChristmas Songs
Diana Krall

Verve 2005-11-01
売り上げランキング : 6168

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


Have Yourself a Merry Little ChristmasHave Yourself a Merry Little Christmas
Diana Krall

GRP 1998-11-03
売り上げランキング : 633528

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


クリスマスソングには好きな曲が沢山ある。

1年を通して聴いたり、歌ったりできないのが残念。

もう10月も半ば過ぎたし、そろそろ聴いてもいいかなと思い、解禁。
まだ街では聞こえてこないけれど。

ジャズのインストのクリスマスソングを探しているのだけど、どこをどう探せばいいのか分からない。

中断していたERをまた見始めている。

シリーズ8でP.ベントンがカウンティを去る日の朝(クリスマスイブ)、アパートで聴いていたインストのクリスマスソングがとてもよい。

カーターとの別れのシーンは涙々。

登場人物の中で一番、好きだったかも。P. ベントン。

好きと言えば、ロマノも好きだ。あと世界のなべあつとか、鼠先輩とか、実はああいう小さい奥目に弱い。なかなか賛同を得られない好みではありますが。昔、あこがれていた人がああいう目だった、てだけのことですが。

Monday, October 06, 2008

IKZO vs Underworld【Born Slippy(NUXX)】



いやあ、何というかですねえ、結局、人間の気持ちいいと思うノリって共通しているのでしょうか。

Underworldと吉幾三ですよ。

そういえば、4ビートは心臓の鼓動(脈拍だったっけか)というのを聞いたことがあります。だから気持ちいいのですって。中でもシャッフルは人を興奮させるとか。

結局、人間を興奮させるリズムっていうのはとても原始的なものなのかもしれない....と、一応、もっともらしく考察。

HOTEL COSTES by Stephane Pompougnac



DJ、ステファン・ボンボニャックによるコンピレーション・アルバムシリーズ。好みの音なので購入を考えているけれど、どれも同じような感じで、1から10まで決めてがありません。

どれを買っても同じってことなのかもしれないけれど。

夜のドライブに気持ちよさそう。

ダサかっこいい、のお手本

ジャッキー・ブラウンジャッキー・ブラウン
クエンティン・タランティーノ

東芝デジタルフロンティア 2007-05-25
売り上げランキング : 11644

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

持っているDVDを久しぶりに再鑑賞。

タランティーノのこういう世界はたまらなく好きだ。

サミュエル・L・ジャクソンの悪役はしびれる。

R. デニーロの臭うように見事な駄目中年男ぶりもいい。余りにもリアルで息を止めたくなる(息はビール、身体からは脂くさい汗とタバコの臭いがしそう)。

何だかすましたイメージがあるブリジット・フォンダだけど、このアーパーなアメリカ娘の演技は秀逸。彼女だと気付くまで時間がかかる。

色々な意味でなれの果ての人々のどたばた。

リアルでとほほなアメリカの一面。

こういうのって、やり方によってはいやーな後味が残るんだけど、タランティーノはこういう世界をダサかっこよく、面白く描くのが本当に上手い。

音楽もダサかっこよくぴったりマッチ。

いやあ、楽しい、楽しい。

Tuesday, September 30, 2008

CROCS


うだうだと20分くらい悩んだ。

結局、買わなかった。

冬仕様の中にボアみたいなのが入ったタイプにするか、
普通のタイプにするか。

色はどうするか。

姪とおそろいにしようか、とか。

考えているうちに面倒になって立ち去ったけれど、
まだ悩み中。

高額の物は衝動買いするくせに、
安い物で延々悩む傾向が認められます。

でも、じっくり考えて買ったものほどいいかというと、
妙に分別くさい判断が働くせいか、あまり愛着を感じなかったりする。

後先考えず、衝動的に購入した物にお気に入りが多いなあ。

お気に入りの数に負けないほどの失敗もあるのだけど。

Monday, September 22, 2008

Intelの回しモンではにゃい



セントリーノ♪セントリーノ♪セントリーノ♪が頭の中でエンドレス状態。

前のバージョンの時からなんだけど、このシュールさと、得体の知れなさ。

怖いけど見ちゃうって感じ?

Friday, September 19, 2008

すべてのトンネルに出口はあるか

これまではもう駄目かも、と悲観的な観測一色になった時が(後から見れば)相場の底だったりしたけれど、今回は本当にもう駄目かも、と思ってしまう。

これまで構築してきた金融システムが限界に来てしまったような。

グローバル化の怖さだ。

半年後が想像つかない。

Monday, September 15, 2008

でも我が家は食い気で

Red Lobsterのアメリカ~ンなメニューが好きだす。


生牡蠣はちと小振りでしたが、

ライブロブスターのオーブン焼き、まいう~。

溶かしバターにレモン絞って(右の黄色いソース)つけて食べるのが好き。

左の赤いソースはカクテルソース。
牡蠣はこれで食べるのが好き。

十五夜


昼間から曇っていて、ひょっとして見えないかも、と思っていたのですが、若干、もやがかかった感じとはいえ、綺麗な満月でした。



いつの間にか蝉の声も聞こえなくなり、朝晩などは、はっきりと秋の気配がします。

夏が終わって非常に嬉しい。
特に今年の夏はこれまでで最悪だったかも。

大好きな秋と冬が来ます。

Wednesday, September 10, 2008

料理 IQ

いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓
岡西 克明

講談社 2006-11-02
売り上げランキング : 6131

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

大好きなブログ『ばーさんがじーさんに作る食卓』の書籍化。

料理は嫌いではないし、
色々と自己流で作ってみたりもするけれど、
ここまで自由に『みようみまね』(料理担当のcincoさん談)は
とてもできない。

いや、比べる対象にすらならない。

自由自在のスパイス使いや
常識にとららわれない素材の処理は、
手間をかけるとか、
愛情を込めてとか、
そういう次元を越えた料理IQの高さを感じさせる。

エッセーとしてもとても面白く読める。

いわゆるレシピ本ではないし、
恐らく厳密なレシピに則って作られる料理ではないため、
『作り方』の記述はあるけれど、
分量についてはあっても『XXとXXを同量』というような大雑把なもので、
まったく言及していないことも多い。

でも、分かり易い。

問題があるとすれば、
自分が慣れ親しんでいる料理と著しく異なるものは、
目指すべき味がよく分からないことかな。

でも、要するに自分がおいしいと思う味にすればいいんだけどね。

付箋を付けた作ってみたい料理に1つ1つチャレンジしてみたいと思います。

Wednesday, August 13, 2008

つのる思い

突然、思いつきで京都に行って、それ以来、やみつきになり、毎年、数回は訪れるようになった。それがもう10年位続いている。

何度訪れても飽きることがなく、それどころかここに住みたいと思う気持ちはつのるばかり。

母が里帰り出産したので生まれこそ九州だけど、育ちはずっと横浜。

学校も仕事もほとんど首都圏で過ごしてきたのに、ここがふるさとであるという気持ちを抱いたことがない。横浜を含め、生活圏の湘南や東京まで、好きだし愛着はあるけれど、ふるさとということになると、ピンと来ない。

両親がともに地方出身者で、母などは今となっては人生の大半を横浜で過ごしているにもかかわらず、未だに自分は九州人、と言っていることも一因かもしれない。

自分の先祖が代々、暮らしてきたところ、という『時のつながり』が横浜にはない。

それはうちだけではなく、この当たりのほとんどの家が両親の代が一代目で、昔からずーっと暮らしている一族がほとんどいない。

だから引っ越していく家も結構多い。

成り行きでここに暮らすことになったけれど、代々、家と土地を守っていこうという強い気持ちがないのは我が家だけではないみたい。


京都でのんびり―私の好きな散歩みち (祥伝社黄金文庫)京都でのんびり―私の好きな散歩みち (祥伝社黄金文庫)
小林 由枝

祥伝社 2006-10
売り上げランキング : 8393

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

著者は京都で生まれ育ったイラストレータ。

あーなんか、こういうの読むと、つくづく私は無機質な中で育ってきたのだと思う。

数ヶ月ぶりに行くとがらっと変わってしまっている大都市。

新しいものにどん欲で、この間まで行列だったレストランがいつのまにか閉店している。コンセプトによってデザインされた無機質な世界。

昔はそういう中で働き、暮らすことが好きだったけど。

人生の着地点について考えるようになると、
京都のように時が継続している土地で生まれ育ち、
死んでいくのって、どんな感じなんだろうと、
あこがれに似た思いがつのる。


小さな食京都案内 (集英社be文庫)小さな食京都案内 (集英社be文庫)
麻生 圭子

集英社 2005-10-20
売り上げランキング : 51911

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

東京育ちの京都案内 (文春文庫)東京育ちの京都案内 (文春文庫)
麻生 圭子

文藝春秋 2002-04
売り上げランキング : 140861

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

麻生圭子氏は色々な雑誌などで、京都ネタを書いている人、という認識で、著書を読んでみたいとは特に思わなかったのだけど、読んでみたらとても面白い。

多分、『よそ者(それも首都圏人)』としての目線というか、思考回路がかぶるところが多くのだろう。すいすいと内容が頭に入ってくる。

『ぶぶ漬け伝説』、『一見さんお断り』、そして『いけず』などについての考察や、種明かし(これは実はこういうことみたい)も面白い。

京都の町(四条河原町あたりの)はお世辞にもキレイとは言えない、近代の建造物(京都タワーとか)は悪趣味、という意見にも同意。

それでも暮らしたい京都。

それは時がつながっているから。

著者の極端(と私の目には見える)な昔暮らしって、とても京都風ではあるけれど、京都の人の暮らしかと言うと、多分違うのだと思う。

でも、羨ましいんである。

馴染みのお店や場所について沢山、述べられているけれど、著者の目線というか感受性の豊かさが新鮮で、また訪れるのが楽しみになる。

当分、旅行はできそうもないので、京都本を眺めながら気を紛らわせるこの頃。

アマゾンでさらに2冊、麻生氏の本を注文した。読むのが楽しみ。

Sunday, August 03, 2008

暇つぶし

リズム天国ゴールドリズム天国ゴールド

任天堂 2008-07-31
売り上げランキング : 4

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


リズム感、試される。

むきになるので疲れる。

でも面白い。

早く夏、終われ~。

Thursday, June 05, 2008

やんちゃな感じがいいのよね

Pointless NostalgicPointless Nostalgic
Jamie Cullum

Candid 2005-09-12
売り上げランキング : 67942

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

この人のスタンダードのさばき方がとても好きだ。

こういう原型崩さず、若さがあふれている感じは他に知らない。

暇人、言いたい放題

ER 緊急救命室 I ― ファースト・シーズン DVD セット vol.1ER 緊急救命室 I ― ファースト・シーズン DVD セット vol.1
マイケル・クライトン

ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-06-05
売り上げランキング : 1078

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


腰痛で外出は通院(猫含む)以外、凍結中。

仕事はしているけれど、他の用事がないとかなり時間に余裕が生じるので、今更のようにERをシリーズ1から見直している(ただいま、シリーズ7)。

これだと当分、次は何を借りるかとか考えないで済むからね。

暇だね。

でも、これがなかなか面白い。

主にストーリーを負うことに集中する初見の時には気付かなかったこと、考えなかったことが沢山。

● G.クルーニーってあれを演技というのか。何だか色気過剰だ。多分、本人も自分の色気をかなり意識してる感じで、あのシャイを気取った『ぐふっ』みたいな笑い方がイライラする。毛深すぎてfive-o'clock shadowがマジックで塗ったみたい。こそどろのようだ。

● 心臓って結構、簡単に止まる。でも電気ショックで結構、戻る。

● 最初の方のシリーズにルーシー・リューが中国人の母親役で出演。明らかにまだ売れる前で、すんごい地味でプレーン。

● 私にとって"likeable"なキャラはマーク・グリーンとピーター・ベントン。"not likeable"はケリー・ウィーバー。気持ち悪いのはルカ・コバッチュ。

● 血が濃い職場っていうか、皆、とっかえひっかえ、職場でよくくっつくなあ。正にファミリー。

● なんで風邪とかでERに来るんだろう?

● 医療制度っていうのはどの国にとっても大きな矛盾をはらんでいるのだね。アメリカは個人の保険でカバーするので、加入している保険によって(要するに支払っている保険料によって)受けられる治療も受診できる病院も変わってくるんだけど、保険に入っていないと見殺しかっていうとそういうことはなくて、国の税金でまかなってくれるそうだ(ERを見る限り)。うーん。

● 2年間暮らしたシカゴにまた行ってみたくなった。行こうと思えばいつでも行けるようで、何だか行っても仕方がないような、多分、もう行かない場所。

Sunday, June 01, 2008

レモンパイ、熱望!


何だか全然、売ってない。

すごくベーシックなケーキだから、すぐに見つかるかと思ったのに。

あっても微妙に違う。

昔ながらの、たっぷりメレンゲの酸っぱいレモンクリームのパイなんですけど。

レシピは沢山、出てくるけれどケーキ造るのは面倒。

Tuesday, May 27, 2008

買いました



日本株2銘柄

寝ござ

化粧品

紀伊国屋のパンとハム

ヘナ

猫のご飯

ミネラルウォーターと野菜ジュース

お芋のお菓子

以上、すべてネット通販
便利な時代だ。


ノートPCが欲しい。

Wiiは思ったより高いから止めた。

Thursday, May 22, 2008

アメリカンチェリー、好き、好き



止められない♪、止まらない♪、で胸焼け。

Wednesday, May 21, 2008

閉所愛好症

閉所恐怖症の人にとって、MRIは凄く怖いものなのだそうで、私の叔父は台が筒の中にスライドして入ったとたんに白旗だったらしい。

私は狭いところや隅の方が落ち着くので、MRIは好き。

あの音も、規則正しい電子音で、聴きようによっては現代音楽のようで、狭い筒の中で聴いていると気持ちがよくなってくる。

『終わりましたよ』と言われるといつもちょっと残念。

検査でいやなのはね、検査から次の診察までの間。

技師の人たちも何か病変や異常があったら気付いているはずなんだけど、当然、何も言わず『お疲れ様』と送り出される訳で、不安が増大。

怖いから検査しない、って人が時々いるけど、目を背けていれば現実にならないようなそういう気持ちはちょっと理解できる。

Sunday, May 11, 2008

お疲れさまでした

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling Mary GrandPre

Arthur A. Levine Books 2007-07-21
売り上げランキング : 32

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

予約購入までして、一体、何ヶ月かかって読んでいるのやら。

最後の数十ページになってやっと先が読みたいと思うようになった。

乗りかかった船というのは降りるのが難しくて、正直、最後の数冊(バタバタ死人が出始めてから)は先が読みたい、というより最後まで見届けないと、という妙な義務感にかられて読んでいた。

つまらなくはないんだけど、おとぎ話が好きな訳ではないけれど、後半が死に覆われている感じにどうしても違和感を覚えてしまう。

まあ、とりあえず、ホッとしました。

Saturday, May 10, 2008

不完全燃焼


病院の帰りにタイ料理を食べた。

新聞や雑誌で評判いい店なので期待していたんだけど、なんかこぎれいだけど腑抜けてないか?

私の舌がずれているんだろうか。

何だかあく抜きされすぎた感じ。

私はタイでタイ料理を食べたことがないので、そもそも基準なんてないんだけど、もっと癖が強いのがいいな。

少なくとも私が注文したトムヤムヌードルは全然うまくなかった。

残したし(体調もいまいちだったけど)。

エスニックって、昔からあるお店の方が美味しい印象。

日比谷のチェンマイとか。

私が行ってたころは皿とかプラスチックだったけど、カレーもトムヤムクンも絶品であったよ。

あー、ガツっとしたタイ料理が食べたい。

猫が呼べるゴミばさみ


昨日のお買い物はこのゴミばさみ(正しい名称は何だろう)。

これで落としたものを拾うのだ。わはは。

楽ちん、楽ちん、と拾って、他に拾うモノはないかとカチカチならして部屋を見回していたら、猫が来た。

居間から2階に上がる時に、手にもってカチカチならしていたら、居間で毛繕いしていた猫が急いでついてきた。

猫が2階のベランダから屋根の上に出ていた時に、試しに部屋の中でカチカチ鳴らしてみたら、戻ってきた。

面白~い。


Friday, May 09, 2008

腰痛ブログか


目覚めてみると、昨日より腰痛が悪化。

薬が切れたってことだね。

痛みが久しぶりに軽くなったことに浮かれて、病院の帰りに買い物して荷物を持って調子に乗りすぎた。

痛みは朝が一番ひどくて、目覚めて2時間くらいは人生に悲観的になる。

動いているうちに少しましになり、調子にのって動きすぎると翌日さらに悪化している、の繰り返し。

四六時中、強い痛みを感じていると、神経と意識がすべてそこに集中してしまう。

最近、地震が多いけれど、数日前の夜中の地震では揺れを感じながら、『今、大地震がきてもなすすべないな』と思ってみたり、ミャンマーのサイクロンの膨大な被害をみても『腰痛の人は皆、逃げ遅れたのだろうか』と思ってみたり。

落としたものも拾えないし、靴下ははけないし、足の爪は切れないし、外出もできないし。

そうすると段々、身だしなみとかそういうことがすごく億劫になって、もって行き場のないイライラが募ってくる。

いかんなあ。



地震といえば、前からそうなんだけど、うちの猫はいまだかつて地震に反応したことがない。数日前の地震でもいびきかいて爆睡。震度4くらいのモノが倒れる位の地震でもチラっと薄目を開けて寝続ける。

昔、飼っていた猫は、突然、むくっと起きあがって何だろうと思うと、数秒後に地震がきた。猫は一人でさっさと逃げてた。

Thursday, May 08, 2008

しびれちゃうのもいいかも

腰痛で4月29日以降、家から出ていなかったので、通院といえども結構、楽しみ。

しかしながら、家を一歩でてたちまち途方にくれる。

腰が痛い、足が上がらない、わずかな段差やスロープががんがん腰にひびく。

これはかなり大事だ。

いやな汗をかきつつ、病院に到着して、かかりつけの科を受診して、予約外で整形を受診した。

ブロック注射ってのをしてもらったんだけど、『最長40分で効き目が切れる、歯医者の麻酔みたいなもん』ていうのが、どういう訳かえらく効いてしまって、下半身の感覚がなくなる。

たまに足がしびれるという人もいるそうなんだけど、それでも15分休んでたら平気ですたすた帰って行くらしい。

私はなんと2時間以上。

最初は腰から下が消えてしまったような感じになって、それから徐々に感覚が戻っては来たのだけどしびれていて全然立てない。

『こんな人初めてだ~』と主治医もおもしろがってるし。

ま、私も半分、面白がっているし。

肝心の効き目はというと、腰の痛む箇所はあいかわらず痛い。だけど、その周りの筋肉の緊張というか、ギクギクした痛みが消えたので、大分楽。

でも患部の痛みは全然軽減してない。

何かが神経に触るっぽいんだよね~。

MRIだのなんだの、色々、検査予約を入れて帰宅。



旅行は無理かな~。
結論出す前にあと1週間待ってみよう。

行きたいなあロンドン。

しかし、それ以上に家出したい。

ロンドン無理でも1週間くらいどっかに姿をくらまそうかな。


何か日常から離れて消えちゃいたいんだ。




Monday, May 05, 2008

最近のお買い物


買ったもの。


買ったもの。

もう少しで買いそうになったもの。

ていうか、買いそうなもの。

便利な気はするんだけど。

ノートPCも買い替え時なんだけど、これはその代わりにはならないからねえ。

値段が危険。
とりあえず、買っちゃえって気になる。

ネットショッピングが止まらない。

ずーっと出かけられないから欲求不満なのね。
(↑お得意の自己分析)

time flies


チューリップが咲いて、ブログに使おうと写真を撮った。


そのまま時はどんどん過ぎて、チューリップがあった場所には....



今はクレマチスが咲いている。


お向かいの家の土手の蔦もつい最近まで茎しかなかったのに、この1週間くらいで一気に新緑。


腰痛がどんどん悪化して、とにかく椅子に座っているのがつらくて、時々ベッドに寝転がりながら仕事。

GWは宿題(仕事)をして、今月末から休暇に入る予定だったのだけど、この状態ではとても旅行はできないなあ。あと3週間で何とかなるかな。

朝顔の種も植えなければならないんだけど、前屈なんてとてもできないので未だかなわず。