Saturday, June 30, 2007

くどい




この暑いのに"Dream Girls"なんて見てしまいました。
ビジュアル的にもストーリー的にも音的にも暑苦しかったです。

世の皆さんはこういうのがお好みか...

「がなり」歌、嫌い。

でも、音程、リズム感がよく、声が強い人の「がなり」を
世間では「歌唱力」と呼ぶみたいですね。

うっとーしー。

「はい、はい、アンタは歌が上手いよ。
分かったからちょっと黙って」と毒づきながら見ました。

ま、予想通り私の趣味じゃなかったってだけのことです。



さて、さて、熱のある身体で家出して、
ちょっと暑さにやられかけたけれど、
思った通り熱は上がらなかったのだ
(下がってもいないけれど)。

えーと、実は最近、日に日に泳ぎたい気持ちが募っているのね。

多分、泳いでも熱が上がることはない気がするんだけど。

主治医に『泳いでいいですか』と聞く勇気はなく、
(『旅行に行ってもいいですか』とも聞かなかった)
ちょっと来週から水泳再開しようかな、と思っております。




さあて、今日は六本木でボーカルセッションです。

太陽ギラギラの中に出ていくために、
気力総動員中。

Thursday, June 28, 2007

爆音で聴け

PROGPROG
The Bad Plus

Universal Jazz 2007-05-08
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The Bad Plusの新譜です。
ヘッドフォンをして大音量で聴きます。

ピアノ・トリオなんだけど、
ピアノ・トリオという編成からこの音を思い浮かべる人はいないだろうな。
(ついでにピアノ・トリオと聞いて、このメンバーの面構えも想像しない)

とにかく重くて、
演奏というより楽器全体を鳴らしている感じのPf。

何だか可能な限り張りつめた感じのDr。

大爆音の2人に負けず、
弦をびんびん言わせるBs
(それもウッドベースだし!)。

好きなのよね~。
生理的に気持ちがいいのよね~。

重いピアノの音がたまらん。

"This Guy's in Love with You"という
イージーリスニングの代表のような曲が収録されているのだけど、
「げっ!」と思うようなスローテンポで、
ドスーン、ドスーンと演奏している訳です。

これを聴いている脳内で、
もっと軽快に走りたいという衝動が沸いてくるけれど、
演奏されているのはズドーンという重くスローなテンポ。

何だか凄い快感。

うーん


いやな感じが抜けない。

何度、見直しても間違ってはいないし、
確かにそう書いてあるし、
つじつまも合っているのだけど、
この違和感。

何かを見落としているような気がする。

それも、重要なことを。

何だ、何だ、何だ。

何かのきっかけで意味がすべて反転しそうなこの不安。

あかん、焦ってきた。

Tuesday, June 26, 2007

猫、見つけた


てか、君、からだ透けてない?!

家出はねえ

ずーっと新幹線に乗って日本をぐるぐる回っているだけでもいいな、と思う。
ぐるぐる回ってないけど、新幹線。

音楽を聴いたり、
本を読んだり、
コーヒーを飲んだり、
うとうとしたり。

2時間程度じゃ物足りない。

でものろいのは嫌なので、
のぞみがいい。
で、グリーン車がいい。

なので、ずっと乗り続けていると、
どこかに泊まるより高くつきそうだ。

でも列車の中で食事するのは好きではないのだった。

Friday, June 22, 2007

胸騒ぎのざわめき

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大学時代に大好きでずーっと聞いていた。

でも持っていたのがカセットテープ(!)で、
ラジカセとともに葬られた存在となっていた。

何度かCDを探しても見つからなかったのが、
最近、復刻版を発見。

音が聞こえ始めた途端、
あの頃の空気と風景が一気にもどってきた。

メロウで漂うようで、
それはそれは美しくて
気持ちがいい音だ。

何だか不吉な感じがする
背後のかすかなざわめきも好き。

"Ozark"のピアノの響きが好き。

B. Evanceに捧げた"September Fifteenth"が好き。

うえーん、泣けてくる。

結構、不意打ち

アフターダークアフターダーク
村上 春樹

講談社 2004-09-07
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これまでの村上春樹の小説とは空気がまったく違う。

何が違うって、人と人とがつながっているのだ。

村上春樹の小説にただよう圧倒的な孤独感が好きでずっと読んできたのだけど、『海辺のカフカ』が余りにもしんどくて、『アフターダーク』はしばらく手に取る気になれなかった。

村上春樹は私が単行本を買う数少ない作家だけれど、本屋で文庫本になっているのを見て、やっと読んでみようかと思った次第。

村上春樹の本を読んでいることを忘れそうになる登場人物と雰囲気。

彼の小説によく登場する"あちら側"から、こういう風に人が戻ってきたのは初めてじゃないのかしら。これまでは夜明け前の長い長い助走だったのか。

びっくりした。

そして何だかほっとして、気が緩んで、泣けてきた。

Thursday, June 21, 2007

妄想系


確かなテクニックを持って、
無心に向かい合いたい。

でも実際は危なっかしい技術で、
雑念もりもりな厳しい現実。

Tuesday, June 19, 2007

そして終わりの始まり

セット(DISC1~4)" border="0">ザ・ソプラノズ<フィフス>セット(DISC1~4)
ジェームズ・ガンドルフィーニ

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一気にシーズン5まで見終わった。

残すはファイナルシーズンのみ。
アメリカではついこの間、ファイナル・エピソードが放映された模様。

因果は巡るというか、ハッピーエンドはあり得ないというか、そもそもマフィアのファミリーのハッピーエンドって何よ、って話だけれど、破滅に向かって完全に加速度がついて、誰もが分かってはいるけれど、一度転がり出したらもう誰にも止められない感じが凄く怖いシリーズ5でした。

自分が身を置いていた業界やら、自分の経験とだぶる設定のドラマとかを見ると、何か違う~、こんなに芝居がかってないよ、と思うことがほとんどで、リアリティを感じたことはないのだけど、マフィアの人々は何を思ってこれを見ているのでしょうね。

前にも書いたけれど、日常というのは、人から見れば普通でなくても、当人にとっては意外と淡々としたものだと思うことが多いこの頃でありますので。

マフィアの人々もこれ見ながら、「ちげーよ!」とか言っているのであろうか。

マフィア物は好き。
人間くさくて。
一種独特の可笑しさがあって。

ワタクシの好きなマフィア物

ゴースト・ドッグゴースト・ドッグ
フォレスト・ウィテカー ジム・ジャームッシュ

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マフィアのおじさん達のシュールなぶっとびぶりが好き。

フェイク エクステンデッド・エディションフェイク エクステンデッド・エディション
ジョニー・デップ マイク・ニューウェル アル・パチーノ

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邦題、何とかしてくれ。

愛されちゃってマフィア愛されちゃってマフィア
ミシェル・ファイファー マシュー・モディーン ディーン・ストックウェル

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監督はジョナサン・デミですよ。
私は『羊たちの沈黙』とかのシリアスな作品より、
これとか『サムシングワイルド』とかの方が好きです。


歴史の本を読んでいると、
知識や能力や知力や器っていうのが、
それぞれ別物であることが良く分かる。

自分でいうのもナンですが、
私はそこそこ能力ある職人だと思うけれど、
器は極小。

受け入れられない事や物や人が多すぎる。

カサエルの話を読んでいると、
器がでかいっていうのはこういうことか、と思う反面、
彼が掲げたクレメンティア(寛容)の精神というのは、
絶対的な優越感に他ならないのではないかと思ってみたり。

でも、世の中、器も能力もないのに
優越感だけ持っている人もいるからね。
それを言うなら劣等感ていうのも厄介な代物よね。
自己憐憫とセットになっていたりすると最悪だ。


何だか語る言葉がことごとく自分に跳ね返ってくるなあ。。。

Sunday, June 17, 2007

猫の床屋さん


サマーカットにしないまま、
暑くなってきてしまった。

いつもはGW頃からちょきちょきやり始めるのだけど。

3分もすると飽きて手をガジガジかじられるので、
少しずつしか切れないので大変なんよ。

サマーカットの男前のうなじ。
(女だけど)

Saturday, June 16, 2007

誰か私に

トニー・ベネット&ビル・エヴァンストニー・ベネット&amp;amp;amp;amp;amp;ビル・エヴァンス
トニー・ベネット&ビル・エヴァンス

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絶対的なタイム感を下さい。

この間のレッスンで1つの曲を早めの同じテンポで、
バラード、4ビート、2拍子に変えて歌ってみた。

早めのテンポでもバラードだと余裕がある。

4ビートになるとどうしても音をタテに刻んでしまって、
バタバタした印象になる。

ちょっとよたった感じの2拍子になると、
うまく着地できない。タイム感が狂う。

同じ曲、同じテンポなのに。





このアルバムのピアノはまさにビル・エバンスという感じ。
美しいです。

だけどこれで歌うのは至難の業だ。

例えば、オスカー・ピーターソンのピアノなら
歌える人は多いだろう。

ピアノ効果で歌が3割くらい上手く聞こえるような気がする。
(もしくは上手くなったと勘違いする気がする)

でも、エバンスのピアノは揺るがないタイム感がないと、歌い通すことすら不可能そうだ。

聞く度にひたすら関心してしまうのだ。

暑さのせいかしら....


上品そうな初老の婦人。

おしゃれなワンピースを着て、
何故か巨大なサンバイザー。

座席に座ったときにスカートの裾が太ももまでまくれ上がって、
下からのぞく水色の長パン。

隠す気配なし。



多分、40代くらいの女性。

ワンピースを着て、
子供がやるように窓に向かって座席に正座。
靴脱げよ。

っていうか異様な光景なのだけど、
服装は至って普通。




20代くらいの男性。
白のだぶだぶのTシャツだけを着ているのかと思ったら、
超短いジーンズの短パンをはいていた。

足がなまなましくてキモチワルイです。




ひたすらおかき(多分)を喰らう
腕一面に真っ赤な模様のTatooをした美人。



本日、首都圏の某私鉄車内で目撃した人々。

何だか微妙に軸のずれたパラレル・ワールドに迷い込んだ気分。

Friday, June 15, 2007

暑いよ!


30度だし。
梅雨明け後の夏の日差しだ。

この数年は6月から猛暑が当たり前になってきた。

夏嫌い。

車に乗った時のもあ~っとした空気だとか、
湿気でそこらじゅうペタペタくっつく感じとか、
エアコン入れた時の、体表だけが冷えた違和感とか、
嫌い、嫌い、嫌い。

でも私と一緒になって『暑い~、死ぬ』とか言っているのに、
夏が好きって言う人って多いのよね。

不思議

ハワイみたいな気候なら私も文句は言わないけど。
でもやっぱり常夏は嫌だな。

私は秋冬の女だ。

Wednesday, June 13, 2007

ここに住みたい

改装後のThe Prince Hakoneこと、箱根プリンスホテル。


やはりこの景色はirreplaceableである。

森と湖と富士山と、



広々とした部屋と、


寝心地の良いベッドと、

キャンドルライト・ディナーと

湖の日没。

極上Spaもある。

でも、というかやはりというか、熱が上がった。
しばらくおとなしくしていよう。

これ欲しい


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Sunday, June 10, 2007

Vocal Session

What A Diff'rence A Day Made
Close Your Eyes
Fly Me To The Moon
It's A Sin To Tell A Lie
My Funny Valentine
There Will Never Be Another You

脳天気に歌っていた頃が懐かしい。
歌うほど歌居心地が悪くなる。

考え過ぎか、
考えなさすぎか。

しかし、今日もコード駄目出しされまくり。
「間違いではないけど違う」って言われてもなあ。
やはり理論やらなきゃ駄目かな。

Friday, June 08, 2007

実を言うと


パリス・ヒルトンて結構、好き。
あの傍若無人ぶりが。

自分が決して言えない事を、
思うがまま口にする彼女を見ると、
ちょっと気持ちよかったりする。

Wednesday, June 06, 2007

止められないの

時々、1人でHard Rock Cafeに行く。
メタボなゴハンを食べに。

もうツレでこんな物を食べたがる人は居ないので。
まあ、もともと1人ご飯が好きなんだけど。

チーズバーガーをミディアムレアで。
ケチャップとマスタードたっぷりで食べる。

もしくは脂ぎとぎとのフィッシュ&チップスを食べる。
(これは途中で胸がいっぱいになって完食できない)

何かこの野蛮というか、
知的でないというか、
ワーキングクラスっぽいというか、
不健康的というか、
やめられまへんの。

これでも一応の歯止めはかかってまして、
アメリカでよく食べた(でもって結構、好物だった)
マカロニ&チーズとかには手を出していない。

今はほとんどRockなど聞かなくなってしまって、
現在のロックシーンなどまったく想像もつかないのだけど、
いつも知っている曲ばかりがかかっているのが不思議。

何だか最初に行った大昔から全然、時が進んでいない感じ。

AC/DCにViolent FemmesにHoward JonesにBeatlesにEurythmicsなんかのビデオをぼーっと眺めながら食べるハンバーガーは旨いっす。

しかし、みるからにヤヴァイ感じ。

Tuesday, June 05, 2007

本日の衝撃

じゅ、じゅうみんぜい.......

Friday, June 01, 2007

うわあ!



真っ赤だ!

これ通院バッグなんだけど。

どうせ車だと思って、使っていないバッグ(でも一応、Mandarina Duck)に入れていつも通院しているけれど、これは可哀想かなあ。何だか凄くストレスフルな感じだ。

赤いバッグだけど、中までこんなに真っ赤になるとは、写真を見るまで気付かなかった。

大きさは十分だけど。

猫ってどの程度、色が分かるんだろう。

このバッグに入った時点で通院であることは悟るだろうけれど。

やはりキャリーを買った方がいいのかしら。

もうすぐ読み終わる

「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?
村上 春樹 安西 水丸 村上 春樹

朝日新聞社 2006-11
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トイレに置いてあります。

読者がメールで寄せた質問への村上氏の答えで、たわいのない内容から、結構、真面目な質問まで様々ですが、1回のやりとりの長さが丁度、いいわけです。トイレで読むのに。

続きが気になるような内容でもないし、でもそれなりに面白いし。

何冊か出ている「村上さん」シリーズ、どれでもいけます。

でも、サイズ的に扱い難いのでお風呂では止めた方がいいです。