謎その①
風呂上がりなどに、綿棒で耳の中をお掃除するのが好きなのですが、時々、綿棒が墨みたいに黒くなっていることがあります。
お化粧落として、洗顔して、濡れたタオルで耳の中を拭くので、お風呂で身体の汚れが入ったとは考えにくい。
頻繁ではないけれど、たまにあって、どうしても理由が分かりません。
関係ないけれど、以前、耳の中が腫れて痛くなって、耳鼻咽喉科に行ったら、耳の中をごしごしと擦りすぎですと言われました。『プール上がりや風呂上がりは耳の中の皮膚がふやけて柔らかくなっているので、耳掃除は薦められない』のだそうですが、もう癖になっているので、あの耳の中が湿った感じが耐えられないのであります。
謎その②
今日、デパートのエスカレーター(上り)に乗っていたら、突然、上から爪楊枝が1本落ちてきました。
私の身体に当たって、目の前というか、私の乗っている1つ上の段に落ちました。
行儀の悪いおっさんが『ぺっ』ってしたのかと思って周りを見回すも、いるのはおばさん(含、自分)ばかり。そもそも、空いていて楊枝みたいに軽いものをとばせる距離に人はいない。
上を見上げてみたけれど、エスカレーターは常に動いているので、これは意味ない。
乗ってる間、じーっと見つめました。
謎その③
(おそらく一生解けない謎)
ある日の下校途中、電信柱の横に落ちているヌラヌラと光る大きな赤い魚から目配せされたことがあります。
学校は湘南(江ノ島)にあって、駅までの道のりには干物屋さんとか、貝屋さんとかあったので、魚が落ちていること自体はそれほど驚かなかったけれど、それがすごく大きな魚で、よく見たら息をしていたのです。
『えー?』と思って目をこらしたら、下から横目でぎょろりと私を見上げて、瞬きしたのです。
怖くなって走って逃げました。
高校生の時の話です。
霊感ナッスィングな私の唯一の不思議体験。