Saturday, September 29, 2007

とりとめもなく

鼻からはいて、口から吸う。
クロールでは当たり前のようにやっているのに、
背泳だと逆になる。
よっておぼれる。
鼻の奥はつんつんよ。
身体が裏返しになっただけなのに、
どうしてできないんだろう。

The Man I Loveって、
何だか唐突に曲の途中から始まるような印象受けます。

10月になっちゃうよ。
おいおい、どうするよ。

Saturday, September 22, 2007

そういえば


頭痛が出なくなって久しい。
肩こりがひどくて、首から上がばりばりで、
頭痛っぽいかな~、という程度はたまにあるけれど、
一頃、定期的に襲われていたような、
ベッドで頭抱えて半日死んでいるような、
ひどい頭痛は1年以上ないような....

かわりに微熱持ちになったけれど。

Wednesday, September 19, 2007

totally spontaneous !

vo Rei Takagi
pf Toru Tsuzuki
bs Hideo Kawahara
ds Masanori Ando
tb Shigeharu Mukai

@ Bar Bar Bar
18 September, 2007

その場にいなかった人にどんなに言葉を尽くしても説明できない。

ジャズ ボーカルのライブと聞いて
ああいう世界を思い浮かべる人はいないだろう。

ドラムとのデュオや、
トロンボーンとのデュオ、
フリーってこういうことか。

一体、どこで音程を捕まえるのか、とか
いったい、どうやって決着つけるのか、とか
何も決めずにお互いが耳を澄ませて音を作っていくスリル。

何だか普通のスイングがのんびりとほほえましく感じる。

あれでもコンディションが完全ではなかったとのこと。
まったくびっくりだ。

聴く度に進化していく。

刺激的でくせになりそう。

こういうのを沢山聴いたら
私ももっと耳が良くなるかな。






ところで、ピアノの真横の席を確保して、
手元をガン見しようと思ったのだけど、
近すぎると却ってじろじろと見られない。

うーん、やはり私は手首をこねすぎだ。
なんていうか、手の形を固めたまま鍵盤の上を移動していく。
くねくねせずに。

Saturday, September 15, 2007

The 5 Browns

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2007年9月14日
於:みなとみらい大ホール

5人姉妹兄弟によるピアノクインテット。

連弾(するの)が大好きなので、
5台の連弾ていうのを聴いてみたかったんである。

結論....

思ったほど5台というインパクトはない。

却ってソロや、デュオの方が好きな演奏が多かったな。

ピアノ5台で奏でるストラヴィンスキーの火の鳥は
オーケストラの音色のようでとても良かったけれど。

みなとみらいホールだったので、
やっぱり音が上に上がっていてしまって
ダイレクトに聞こえない感じがしたせいもあるかもしれない。

まあ、若いし~(一番上が28歳)。

なので私が好きなおじさんピアニスト達のような、
一音聴いただけで腰砕けになりそうな、
味も色気もないのだけど。
(あったら怖い)

いい意味で若いっていいな、と思わせる演奏だった。

全員ジュリアードで学び、
しっかりと基礎訓練、指の筋トレをしていて、
予想外に本物志向。

ただ、クラシックとはいえ、そんなにクネクネ弾くか?
とは思ったけれど。

特に娘達。

演出か?

3姉妹で演奏したドビュッシーの「月の光」は
一人で弾くのと余り変わりない音なのに、
盛大にくねくねするので、何だか狐憑き姉妹のようで、
途中で可笑しくなった。

でもほのぼの楽しいコンサートだった。
満足、満足。

ところで家には各自の部屋にコンサートグランドが1台ずつ。
地下には全員でリハーサルするためにコンサートグランドが5台。
計10台のコンサートグランドがあるんだと。
それも全部Steinwayですってよ、奥様!




追記:やっぱり、筋トレよね、と思ったので今日はちょっと丁寧にハノンをやりました。

誰か一緒に連弾しよー!
フォーレあたりで。

Friday, September 14, 2007

あっけらかん

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アニタ・オデイ バディ・ブレグマン・オーケストラ

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さばさばしているというか、
きっぷがいいというか。

シカゴ出身で、元はダンスマラソンの選手(?)という変わり種。

昔、見せてもらったジーンクルーパー楽団に所属していた頃の映像では
歌いながら踊っていた。

ひえ~、踊るジャズシンガー。

でもこの人にはそういうのがとてもよく似合う。

ヘロイン中毒で死にそうになっても、
それを笑い飛ばすかのように87歳まで生きるたくましさ。

超有名な "Honey Suckle Rose" や "Tea for Two"は勿論、
バラードが好き。

純愛っぽい歌詞を鼻先でせせら笑うかのような歌い方なのだけど、
聴いているうちに独特の濃厚さが漂ってくる。

百戦錬磨の姐さんという感じ。

ついて行きます!

nonchalant

Diva SeriesDiva Series
Billie Holiday

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歌の上手な人、音程が完璧な人、リズム感のいい人は
結構、沢山いる。

セッションに行っても沢山いる。

でもほとんどが"one of many"に過ぎない。

プロでも同じで、
しばらくの間は超絶技巧に酔って、
凄い人みつけた!と思って聴き倒すけれど、
「マイブーム終わり」という感じで
ぴたりと聴かなくなることって多い。

「その人でなければ駄目」という存在。

例えばBillie Holiday。

she is irreplaceable.

それは彼女は誰よりも歌がうまいということではない。

「その人でなければ駄目」というのはまったく別の次元だと思うのだ。
だから結構、好き嫌いがはっきり分かれる。

誰もが上手というけれど、
なんかつまんね、という歌との対極。
(下手でいいという意味ではない)

Billieはノンシャランとした感じがね、
私の涙を誘う。

例えば"Don't Explain"。
淡々と幸せをあきらめたような感じがたまらない。

声のイメージがとても年老いていて、
亡くなった時わずか44歳だったなんて信じられない。

このアルバムではないけれど
"I'll Be Seeing You"もせつない。

勿論、これは彼女の過酷な人生に対する
私の勝手な思い入れなのだけど。

その一方でまったく気張らず無頓着に軽々と乗りこなす4ビート。

人間の声でできることは、
楽器に比べればごくわずかであるけれど、
あえて声を出して歌うことの理由を教えてくれる。

Wednesday, September 12, 2007

911


あの朝もいつものようにテレビをつけた。

テレビを見るのは朝の出勤準備中だけだったので、
事件を知ったのは翌朝だった。

WTCが火事だ、と思った次の瞬間、
映像の中のWTCは崩れ去った。

頭の中が空白になり、
何を考えればいいのか分からなくなった。

当時、私は米系証券会社の社員で、
出社すると、いつもは陽気な米国人の同僚が
泣きそうな顔で情報端末の前に座っていた。

事件の発生を知った彼は、
オフィスにやってきて一晩を情報端末の前で過ごしたそうだ。

WTCにあるオフィスで働いていた知人は、
その朝、たまたま遅刻して、
遅刻ついでにWTCの近所のカフェでコーヒーを飲んでいて助かった。

NYの本社からは当面の一切の出張の見合わせが通達され、
電話には社員を励ますCEOのメッセージが連日のように入った。

ふざけて封筒に白い粉を入れて放置した社員と、
アラブ系の同僚に差別的な言動をした社員が解雇された。

diversity(多様性)と銘打ったセミナーへの参加を義務づけられた。

米国系の金融機関が多数入居していたビルに爆破予告電話があり、
避難騒ぎになった。

ビルに入る際にはID提示と持ち物検査が行われるようになった。

少しずつ、その日の様子が伝わってきた。

助からないと覚悟して、
家族や友人にWTCから別れの電話をかけた人たちの話。

あの朝以来、消息不明になり、
恐らくWTCにいたのだろうと言われている人たちの話。

事故機が突っ込んだのは米国財務省証券のブローカーで、
私もディーラー時代によく取引をしていた会社だった。

一瞬にして本社が消えたと知ったときの気持ちを
東京の社員から聞いた時は声が出なかった。

911から1年後に会社は世界規模で早期退職者を募り、
私はそれに応募して会社を辞めた。

あの出来事がなくても私は会社を辞めてフリーになってたかな。

911の事を考えると、
頭がフリーズしたあのころの感覚がよみがえってくる。

Monday, September 10, 2007

吸血鬼なら

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こっちの方がずっと面白いと思います。
長いけれど。
文庫版で全5巻。

GOD FEARING DRACUL


市川海老蔵ってえらく舞台映えするのねとか
(テレビだとやけに顔に力の入った人という印象だった)、

すごい舞台デザインだなあとか、

聖職者は舞台やドラマでうさんくさいというか、
腹黒い感じに描かれることが多いなとか、

すごく強いのに聖水かけただけで弱っちゃうのって何だかバカバカしいとか、

色々と考えているうちにちょっとウトウトしました。

面白くないわけではなかったけれど、
息をつめて芝居に引き込まれることは最後までなかったなあ。

悪魔も吸血鬼も、
キリスト教を信じていなければ存在自体が否定される訳で。

神を生み出したのも、
悪魔を生み出したのも、
宗教だ。

ただ私の場合、年を重ねるに従ってキリスト教というか、
キリスト教的なものというか、
一神教の世界感に反感を覚えるようになっているので、
かなりバイアスがかかってます。

吸血鬼というのは首から血を吸うという行為自体、
とてもセクシャルな連想をさせるもので、
だいたいが見栄えのよい人が演じることが多くて、
実際、外見に恵まれない吸血鬼は美女の血にありつけないだろうな、
とぼーっと考えていました。

司教役の手塚とおるという人から目が離せんかった。

GOD FEARING DRACUL @ Theatre Cocoon

Sunday, September 09, 2007

あなたの幸せが私の幸せ


と心の底から言える相手はほとんどいない上、その数少ない一人が猫であるという事実。

Thursday, September 06, 2007

疑問



ツボが集中している足裏をマッサージされると、あちこち問題だらけの私は飛び上がるほど痛くて、いつも歯を食いしばって耐えるのだけれど、自分で押すと、どんなに力を入れても、マッサージ用の棒とか使ってもまったく痛くないのはどうしてだろう。

Wednesday, September 05, 2007

下山しました


あっという間の3日間。

ぼーっと何も考えず、
でも色々なことを考えて過ごした。

湖のほとりを散歩して、
おいしいものを食べて、
魚を見て、
スパに行って、
温泉入って、
コーヒー飲みながら読書した。

スパではアロマの香りに包まれて
夢うつつで「凄いこりですね」という声を聞きながら、
うとうとしてよだれが垂れそうになった。

ドライブにつきあってくれたCD
Vanessa Rubin "Girl Talk"
Dee Dee Bridgewater "Keeping Tradition"
Astrud Gilberto "Diva" series
Louis van Dijk Trio "Ballads In Blue"
Rei Takagi "Live at Jazzland in Vienna"

下界は異様に蒸し暑い...