Monday, September 28, 2009

パンの魅力

ところで海外に限らず、料理の美味しい店はパンも美味しい。

子供の頃から、食べ過ぎると料理が入らなくなる、と何度も自分に言い聞かせてきたけれど、目の前に運ばれてくる焼きたてパンとバターの魅力は強力で、料理が出る前にばくばくと食べてしまい、『あー、やっちゃったよ』と思いつつも、パンのお代わりが来ると、それも食べてしまい、前菜のソースが美味しいと、これまたパンにつけて食べてしまい、メインが来る頃には食べることが苦行となっているのだ。

それが海外だと、出てくる量も半端ではなく(写真はスターター)、前菜半ばにして苦しくなる。

オーダーした料理を残すのは嫌なのと食い意地で、若い頃は苦しい、苦しい、と言いながら平らげてきたけれど、このところ、きつくなってきた。満腹具合に身の危険を感じるようになってきた。

パンの食べ過ぎには注意。

スコットランドのパンも、それは美味しゅうございました。バターがまた、ちょっと塩気がきいていて、これまたうまいのだ。

Saturday, September 26, 2009

評判悪いけれど


『イギリスって食べ物まずいでしょ』としょっちゅう言われる。

私は好きだけどねえ。

『美味しいか、不味いか』っていうのは人によって違うから議論すること自体、むなしいが。

美味しくないと感じる日本人が多いのは確かなんだろうけど。


それにどの国に行ってもまずい店っていうのはある。

かなりある。

日本でも名の通った店を含め、美味しいと思えなかった経験は沢山ある。

だから、ツアーで連れて行かれた店がまずかったから、その国の食べ物が不味い、って決めるのはちょっとね。




あと、こういうの↑が苦手って人もいるだろう。

私、揚げ物、大好きだし。

揚げたての熱々のFish & Chipsは大好物。

本当はタルタルソースが欲しいけれど、レモンか、ウスターソースみたいなので食べるのが英国流(なのか?)。


ただ、これはよく分かりません。

Irn Bruというスコットランドのソフトドリンクなんだけど。

何か大昔にあったソーダの粉ジュースみたいな味。

シロップっぽいというか。

結構、食事と一緒に飲んでる人が多かったのよね。

Friday, September 25, 2009

MHOR

MHORは今回、お世話になった友人のコテージの近所にある小さなホテル。

元はファームハウスだったそうで、こじんまりと居心地良く湖のほとりに建っている。


兄弟/姉妹で経営しており、長兄(多分)のTomは英国でも有名なシェフなんですって。

でも、ランチタイムも終わった3時にのこのこ行って、『お昼食べてないから何か作って』という友人に(汗)、『スープとサラダなら』ととてもリーズナブルな値段で食事を用意してくれた。

ご近所のよしみってやつでしょうか。



外にもテーブルがあり、湖や羊を長めながらお茶ができる。



敷地内では犬が何頭か勝手に動き回っていて、これは長老のBen。

Bliaの飼い主のおじさんがホテルで仕事している時は、お茶を飲んでいるとBliaが超ハイパーに乱入してくるので、犬が苦手な人には厳しいかも。

でも、この夏、ホテルの黒ラブを誰かが連れ帰ってしまったらしい。

スコットランドに休暇に来て犬泥棒なんてするなよ。



ところで、今回、初めて洋なしの木を見た。


何というか、家がなければ地面に這うのだろうか、この木は。

バランスに無理があるような。


Tuesday, September 22, 2009

i love tartan

学生の頃からタータンチェックが大好きで、未だにキルトスカートが大好き。



こんなに色々なパターンが並んでいるのを見たら、もう大変。

端からすべて欲しい。

スコットランドで買ったキルトは、前の重なりが深くて、ずっしりと重くて、前をピンで留めなくても、少々の風ではなびきそうもない感じ。

重みで綺麗に下がって、形がとても綺麗。

男性用のキルトはさらに重くて、手に持ってみてびっくり。


大きなタータン専門店の中をぐるぐる周り、悩みに悩んでキルトを2枚お買い上げ。
左はロング丈。
右のは膝下くらい。

早くセーターとキルトとブーツで出かけられる気候にならないかしら。

Monday, September 21, 2009

Beautiful Blia


一目見てほれぼれ。

有り余るエネルギーと明るいオーラ。


澄んだ聡明な瞳。

男性の胸の高さほどもある柵を、軽々と跳び越え、草原を疾走する。

キジ狩りの名手で、" Blia, chatch pheasant!! "と号令をかけられると、身体を低くして、草むらの中に突進していく。

オーナー曰く、『見とれて、時々、追い立てられて飛び上がったキジを撃つのを忘れちゃう』そうだ。

オーナーはロンドンに行ったことがない、という生粋のスコットランド人のおじさん。

毎日、同じ服を着ていて、住まいはあるけど、『お酒飲んじゃったし、帰るの面倒だから、草むらにテント張っていい?』と聞いてくるような、自由で開けっぴろげな人。

どこかBliaに似たちゃめっけと、人なつっこさのあるチャーミングな人。

アクセントがきつくて、言っていることの半分は分からなかったけれど。



おじさんはこぎれいとは言えないんだけど、Bliaはいつもぴっかぴか。

水の中や泥のなかに入って、足どころか頭までぐちゃぐちゃになっても、次に会った時には足の指の間の飾り毛まで真っ白で、日だまりのような、何とも言えないいい匂いがする。

ビレッジに滞在中、おじさんの緑の車を見かけると、Bliaの姿を探すようになった。

BitzはそんなBliaが好きだけど、ちょっと怖いみたい。

Bliaが来ると、しばらく挙動不審になる。

Saturday, September 19, 2009

ウイスキーは飲みませんけど

single malt scotch whiskey, ginger and honey liqueur

old style ginger tincture

猫の絵のラベルと、ジンジャーとハニー入りってのに惹かれて購入。

何だか風邪を引きかけの時に飲んだらよさそう。

Friday, September 18, 2009

Lovely Bitz


Bitzはロンドン育ち。

最初にスコットランドに来たときは、砂利の感触が怖くて、歩けなかった。

一人で柵の向こうに行けなかった。

ロンドンではお散歩が嫌いで、食べる以外は寝て過ごしていた。



今では草むらや森を駆け回り、お散歩で出会う犬と挨拶を交わし、ぎゃんぎゃん吠える犬はクールに無視。

『お散歩』って聞いただけで嬉しくて、ぴょんぴょん、くるくるしちゃう。



人が大好きで、ドライブが大好きで、水が大好き。



キノコ狩りや釣りのお供もできる。

片耳が折れている可愛いBitz。

でも、私は見ちゃったんだよね。

台所の物音に聞き耳を立てていた時に、両耳がぴーんと立っていたのを。

Wednesday, September 16, 2009

一応、国際線


いやー、小さくてね、正直、ちょっと腰が引けました。

British Midland エジンバラ発 コペンハーゲン行

タラップもつかないような小さな機体で、大柄な男性は頭をかがめなければ立てないほど。

座席は2席と1席の横3席。

やけに陽気なCAが一人、この狭い機内で、わずか1時間半の飛行時間で食事を配る訳です。

座席の幅はとても狭くて、食事をするのは困難を極めました。

肘を身体につけたまま、手先だけで食べなければならないのです。

ビジネスクラスだったのが災いしまして、というのも、エコノミーもビジネスも座席は同じで、ちっさなテーブルに乗る食事の量が多い訳ですビジネスは。

それに機体が小さい分、旋回すると、はっきり身体が傾くのです。

隣に座ったおじさんは、その状況でちゃんと(?)ワインまで飲んでました。

フライトは非常にスムースで怖いと感じることはなかったのですけどね。

窓の外は絶景。


Monday, September 14, 2009

前髪自慢


雨が降ろうと、水が溢れようと、毎日、黙々と草を食べ続ける。


花形満と命名。

この白馬ちゃんは顔をすり寄せて甘えるフリして頭突きした。

Munchy's



スコットランドのCallanderという小さな村で食べたレモンメレンゲは、これまで食べた中で最高だった。

文句なしのNo.1。

好物だったけれど、日本ではほとんどお目にかかれない。

こんなに美味しいものだったのか?! と改めて驚いた。

Munchy'sという小さなCafe。

メリル・ストリープをほっそりさせたような美人の女主人の手作り。

トーストサンドやハンバーガーも凄くおいしくて、食べ慣れたはずのメニューに毎回、感激したのだった。

Sunday, September 13, 2009

休暇が終わった


昔は休暇と言えば、何かをするために出かけていったものだったけれど、最近は休暇は何もしないためにとる。

休暇にでかける前は手足の湿疹、右足の浮腫、息苦しさに悩まされていた。

だから長時間のフライトが不安だったのだけど、フライト問題なし。

滞在先ではすべての症状が治まって、快適に過ごした。



それが、帰りに経由したコペンハーゲンの空港でふと腕を見たら、湿疹がもどっとる~!

成田では足が浮腫んどる~!

一晩寝たら息苦しい~!



すべてにおいて、休暇が終わったって感じ。

Saturday, September 12, 2009

帰国しました

日本は細かいところまでサービスが行き届いていて、とても便利だけれど、この旅で、持たないことの幸せみたいなのを身に染みて感じました。

年なんでしょうかね。

これはスコットランドのHighland Cow。
写真ではよく分からないけれど、
すんごい頭が大きくて、びっくりでした。

Thursday, September 03, 2009

My name is Bitz

長旅でした

スコットランドのエジンバラから車で1時間半ほどのBalquhidder。

Wednesday, September 02, 2009

フランクフルト空港

away感が半端ない。

成田第一ターミナル

第1から出発するのは何年ぶりだろう。

病み上がり後、初の3年ぶりの海外で、いつになく緊張気味。

目的地では、夜は暖炉を焚いているらしい。