Tuesday, March 13, 2007

「忠実」ということと、「正直」ということ

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high fidelity:【形】ハイファイの、忠実度の高い、高忠実度の

人に対してコミットできないくせに頭の中は被害妄想で一杯。それは私だ。そしてこの映画の主人公のRob Gordonも同類。

逃げ道のない人間関係に耐えられないままここまで来た。

そういう相手に巡り会っていないだけ、という幻想は捨てた。

相手の問題ではなく自分の問題なのだ。

コネを極力使わないのも、しがらみなくバイバイできなくなるから。

Robはガールフレンドとよりを戻したけれど、こういうコミットできない性質というのは、ある意味、不治の病のようなものだとこの年になってつくづく思うので、いずれ破局するか、(主に彼女が)不幸になるかだな。

色々な意味で懐かしい映画で、シカゴにいた頃、これとそっくりなレコード屋さんによく通っていた。こんな感じのお店が沢山あって楽しかった。

サントラもよいです。マニアックかつ一般受け良好。

映画を見るとジャック・ブラックの歌のうまさにびっくりするけれど、サントラ聞くとイマイチなのよね。「歌う」ことと「歌う演技」をすることは違うということなんでしょうか。面白い。

2 comments:

Anonymous said...

いつでも退場できる立ち位置で。
げ、これだ。言われちゃってるわ。
しかも、相手が去った、というシナリオにしたがる。
そっか、一生治らないのか。

J.キューザックって、老けそこなってるよね。太ったけど。

mikko aka Jennyanydots  said...

>しかも、相手が去った、というシナリオにしたがる。

そうそう。

かっこさんも同類の匂いがする(迷惑?)

J.キューザックのような童顔の人達って、上手に老けるのが難しいよね。昔、好きで、結構、片っ端から映画見ました。