Saturday, June 16, 2007

誰か私に

トニー・ベネット&ビル・エヴァンストニー・ベネット&ビル・エヴァンス
トニー・ベネット&ビル・エヴァンス

ビクターエンタテインメント 2006-09-21
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絶対的なタイム感を下さい。

この間のレッスンで1つの曲を早めの同じテンポで、
バラード、4ビート、2拍子に変えて歌ってみた。

早めのテンポでもバラードだと余裕がある。

4ビートになるとどうしても音をタテに刻んでしまって、
バタバタした印象になる。

ちょっとよたった感じの2拍子になると、
うまく着地できない。タイム感が狂う。

同じ曲、同じテンポなのに。





このアルバムのピアノはまさにビル・エバンスという感じ。
美しいです。

だけどこれで歌うのは至難の業だ。

例えば、オスカー・ピーターソンのピアノなら
歌える人は多いだろう。

ピアノ効果で歌が3割くらい上手く聞こえるような気がする。
(もしくは上手くなったと勘違いする気がする)

でも、エバンスのピアノは揺るがないタイム感がないと、歌い通すことすら不可能そうだ。

聞く度にひたすら関心してしまうのだ。

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