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リアルタイムでシナトラを知らない私にとって、長年にわたりシナトラは"My Way"であり、ラス・ヴェガスであり、馬鹿高いディナーショーであり、マフィアと付き合いがあるらしい人だった。
"NY NY"や"My Way"はどちらかというと「うへぇ~...くどい」という感じなので、ほとんど興味なかったのだけど、ジャズシンガーで「シナトラは別格」と絶賛する人が余りにも多いので聴いてみてびっくり。
ミディアムテンポの4ビートの曲。
"Come Fly With Me"とか、"I've Got You Under My Skin"であるとか、"Fly Me To The Moon"とか。何かすんごいカッコイイんですけど。
だけどバラードのような歌い上げ系はおじさんぽくてやっぱり苦手。
あと、ボサノバ("Girl From Ipanema")もリズムに違和感があるし、何だか歌詞と相まってオジサンが浜辺でスタイルの良い若い女の子をにんまり眺めているみたいでかなり苦手。
なので好きな曲だけでプレイリスト作って聴いてます。
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この人も、"Stardust"とか"Unforgetable"とか、上品でロマンチックな歌のイメージが強いけれど、実は(というほどの秘密ではないが、というか周知の事実だけれど)素晴らしいピアニスト。
歌は危なげなさすぎて物足りなく感じるので、あまり聴かないけど(オムニバスアルバムで聴く程度)、このNat King Coleトリオのインスト・アルバムはよいです。そして歌のインスピレーションをもらえます。
Nat King Coleと言えば↓
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ピアノ・ブルースで見られる、顔はにこやかにカメラを見据えて、身体は顔と90度以上違う角度で、歌いながらピアノを弾いている画像が強印象。あれじゃチラとも鍵盤は見えない。
首と身体がすごく不自然な角度で、絵を描いたら「これ、おかしい」と指摘されそうな感じなんだけど、何であれでピアノが弾けるのだろう。何か顔と身体が二人羽織のように別物に見えて凄く不思議。
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