Nameless, Faceless Many
それは言葉の問題ではなく、
多分、相性の問題ですらない。
どうしてもかみ合わない人たちがいる。
何だか全然、違う反応が返ってくる。
とても不思議で、不可解なのだけど、
相手も私に対して同じように思っているのかもしれない。
言葉を尽くせば尽くすほど、
ちぐはぐな違和感が募るばかりで、
やりとりはどこまでも交差しない。
する訳がない。
だって根本的な部分で立っている場所が違うのだから。
その一方で一瞬で同じ空気の中で呼吸できるようになる人たちがいる。
すべてがとても自然で、楽で、緊張感がほぐれる。
意味があるとか、ないとか、そんなこともどうでもよくなる。
会ったことすらなくても分かる。
長い時間を一緒に過ごすとか、
親しく付き合うとかそういうものを必要としない人たち。
そして私の世界を正常に保ってくれる普通の人たちがいて、
それ以外の名もなき、顔もなき大勢の人々で私の世界は成り立っている。
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