市川海老蔵ってえらく舞台映えするのねとか
(テレビだとやけに顔に力の入った人という印象だった)、
すごい舞台デザインだなあとか、
聖職者は舞台やドラマでうさんくさいというか、
腹黒い感じに描かれることが多いなとか、
すごく強いのに聖水かけただけで弱っちゃうのって何だかバカバカしいとか、
色々と考えているうちにちょっとウトウトしました。
面白くないわけではなかったけれど、
息をつめて芝居に引き込まれることは最後までなかったなあ。
悪魔も吸血鬼も、
キリスト教を信じていなければ存在自体が否定される訳で。
神を生み出したのも、
悪魔を生み出したのも、
宗教だ。
ただ私の場合、年を重ねるに従ってキリスト教というか、
キリスト教的なものというか、
一神教の世界感に反感を覚えるようになっているので、
かなりバイアスがかかってます。
吸血鬼というのは首から血を吸うという行為自体、
とてもセクシャルな連想をさせるもので、
だいたいが見栄えのよい人が演じることが多くて、
実際、外見に恵まれない吸血鬼は美女の血にありつけないだろうな、
とぼーっと考えていました。
司教役の手塚とおるという人から目が離せんかった。
GOD FEARING DRACUL @ Theatre Cocoon
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