彼女の発する、凄く大きな『陽』のエネルギーに触れて、
思わず顔がほころぶ。
全体的にルーツを強く意識した(という印象の)構成で、
すべてがサンバにファンクにアフロアレンジ。
かなりきわどいというか、あからさまに性を意識した"Girl Talk"も、
彼女にかかるとおおらかで、原始的な優しさを感じる。
リズム感が凄くてね、
声を出していなくても、身体を動かして無くても、
彼女がリズムと一体になるのが分かる。
ちょっと音量大きすぎて音がつぶれていたのと、
彼女の声も高音かなり苦しそうで、
しゃべる声もがらがらだったのだけど、
彼女が彼女としてそこにいることがすばらしいというか、
彼女でなければいけない感じ。
『元始、女性は太陽であった』ってこういう感じかな。
何だか凄く大きいのですよ、存在が。
"Afro Blue"が良かった。
あと、巨漢でシャイなピアニストがもろ好みだったな。
大きな外国人のピアニストが楽器揺さぶる勢いで鳴らす音って好き。
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