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ロシアがまだソ連だった大昔に読んだ記事。
米国とソ連の国民にアトランダムに電話をかけて、政府のことをどう思うか尋ねた。
米国民はこぞって政府への不満をぶつけ、ソ連の国民は口をそろえていかに政府が素晴らしいかを語った。
体制の悪口を好き放題言える自由というのは、決して当たり前のことではないのだということに今更のように気付き、強く印象に残った。
今の日本は政府や体制を褒める方がはばかられる感じだし、米国映画では、実は最大の黒幕/悪者は政府や軍だった、っていうのは定番の1つとなっている。
恐怖の中で暮らすという経験がまったくないのは幸運なことだ。
誰も信用できず、いつ自分が告発の対象になるのか、友を裏切らなければならなくなるのか、おびえながら暮らす恐怖や、閉塞感、絶望、そして諦め。
自分のことを笑えない人や国は怖い。
それでも人間というのは思ったよりしぶとくて、そんな状況でもしたたかに生き続ける。
そして揺るがない魂の健全性に対する希望。
そんなことを思いながら読みました。
ロシアでは発禁だそうで。
2 comments:
日本に中国関係の文献を探しに来るって。
中国の研究者たち。
持って帰れるのだろうか。
ル＝グゥインを読んでるんだけど、
軽くて重いね、相変わらず。
まだ文庫になってないから、それも重い。
理不尽である、と説得させられるように、
語る教育は、日本にあるのかなぁ？
誰かが言ってくれ、誰か改善してくれ、風土。
これは、かっこう悪い。
そんなのが厭で、仙人やってるあたしは、
卑怯だ。
自己弁護させてくれ、
思考ストップはしてない！
ル=グゥインは読んだことない。ジャンルがなんとなく苦手っぽくて。完全に食わず嫌いなんだけど。
『指輪物語』が結構、読むのしんどかったのでね。根性で読んだけれども。ル＝グゥインも私の中で同じ分類だけど、これは正しいのか果たして。
暗・重は嫌いじゃないけれど、単行本はもう無理。体力的にも、収納的にも。
日本は独特の緩さがあるよね。何か調子を合わせてしまうし、自分が加害者の時も被害者の時もえへら、えへらしている印象がある。
それが自分のいやな部分と重なって見えてイライラする。
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