Saturday, September 30, 2006

頑固料理人、ぐれる


料理ってやつは
「たったこれだけイカの足を残しても仕方ないから入れちゃえ」
とかやっていると、途端にあか抜けない味になる。

200グラムと210グラムは違うのだ。

大して変わらないと思って基準を甘くしていくと、
どんどんボンヤリした味になる。

適当に作った料理は適当な味がする。

適当でおいしい料理もあるけれど、
適当ではいけないツボがある。

意外とそれは味付けではなくて、
材料と分量だったりする。

世の中にはマズイ料理本やレシピが横行していて驚きだ。

気もそぞろで適当に余り物をぶちこんで昼に作った皿うどんは
やたらとイカの足が多くて、
とてもどうでもいい味になった。

こういうの本当に嫌なんだよねー。

「皆、イカ好きだからいい」とか言うなよなー。

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