家のテレビ3台をCATVで地デジ対応にして、
色々なことができる代わりに、操作がえらく煩雑なリモコンの使い方を老父母に教えるのに苦心惨憺し、
途中、操作が理解できない母からは「もう世の中は年寄りのことなんて切り捨ててるのだわ」という泣きが入り、
父は泣きを入れない変わりに、誤った操作をしては「テレビが壊れた」と言い、
疲労困憊した。
愛用していたレストラン仕様のガスオーブンも寿命となり、
電子レンジもくたびれていたので水蒸気で調理可能というオーブンレンジに買い替えたら、
ものすごく優れもので、暖めも、蒸すのも、ローストも、何でもこなす代わりに、
手順も煩雑で、禁止事項も色々あり、横にマニュアルを置いて首っ引き状態。
部屋のオーディオもいかれたので、買い替えようと思って量販店に行ったら、
以前とはすっかり様変わりしていて、店員に「CDなんてそのうちなくなる」と言われ、
何だかもう、新しい家電製品を買うのがいやになってきた。
親のことを笑えない。
ついていくのがめんどくさい。
2 comments:
修理の受付していていつも思うんですよ。
誰やー! ご高齢にこない煩雑なめいっぱい機能のついたもん売りつけたんはーっ!
シンプルなのでいいってー(疲)って。
あれ、おかしい?って思うと、全部ボタン押してめちゃくちゃにしちゃうんすから(^^;)。
自分は年取ってもたぶん大丈夫だな。取説読むからって思う気持ちと、機能がもっと煩雑になっていくと読んでもわからんかなって気持ちと、半々ですたい。
>とこりんさん
そうなんだよね。親を責める気にはならないけれど、新しい家電製品買う度に、使い方を覚えてもらうのに一苦労。
最近は私自身も、覚えるのが面倒になってきてるよ。
自分はマニュアル読めば使いこなせるようになると思うけど、何もかもがそういう感じだと、いい加減、うんざりしてくる。
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