Tuesday, August 15, 2006

敗戦国の国民であるということ


戦時中、働き盛りだった祖父母はすでに亡く、
当時、学生だった父母も老境に入っている。

両親や祖父母、
戦勝国、
戦時中に日本が苦しみを与えたとされる国、
いずれの言い分も違和感を感じる。
程度の差はあるけれど。

全てが真実で全てが嘘だ。

人は自分にとっての真実しか見ようとしない。
人には自分にとっての真実しか見えない。

揺るがないのは事実。
数字とデータ。
解釈は自由自在に形を変える。

戦争の記憶を持った人達が日本から消えた時、
私たちはどこに向かうのだろう。

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