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Wednesday, April 07, 2010

Atticusよ、何処へ行く..

Critical SpaceCritical Space

Bantam 2003-06-03
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久しぶりに読んだボディガードのAtticus Kodiakシリーズ。

思わぬ話の展開に、続編2冊を注文してしまった。

うーん、これで「めでたし、めでたし」のシリーズ終了はなくなったな。

どうなるんだろう。

Atticus~(涙)。

Friday, June 05, 2009

本屋さんの話

書店て、店によって読みたい本が沢山見つかる店と、歩き回ってもいまひとつぴんと来ない店がある。

品揃えとか、本屋の規模の話ではなく、何だろう、雰囲気?

本の並べ方に大きな差はない感じ。

ただ、読みたい本が沢山みつかる店は、目がとまる本がことごとく面白そうに思えて買いすぎる傾向があるし、外れが混じる確率が高いので、いいことだけではないけれど。

今、一番気に入っているTSUTAYA 横浜みなとみらい店。

広々としていて、明るくて、本を眺めて、時々立ち読みなんかしていると、1時間なんてあっという間。1日でも居られそう。

スタバ併設で、本を持ち込んで読めるのもよい。

みなとみらいの中では微妙な立地で、土日も余り混んでいないのもよい。

この上がマンションなんだけど、住んでるところのすぐ下にこの店があるのは幸せだなあ。。

毎日入り浸るぞ、私は。

Wednesday, March 25, 2009

連続殺人鬼よりも怖いもの

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)チャイルド44 上巻 (新潮文庫)
Tom Rob Smith 田口 俊樹

新潮社 2008-08-28
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ロシアがまだソ連だった大昔に読んだ記事。

米国とソ連の国民にアトランダムに電話をかけて、政府のことをどう思うか尋ねた。

米国民はこぞって政府への不満をぶつけ、ソ連の国民は口をそろえていかに政府が素晴らしいかを語った。

体制の悪口を好き放題言える自由というのは、決して当たり前のことではないのだということに今更のように気付き、強く印象に残った。

今の日本は政府や体制を褒める方がはばかられる感じだし、米国映画では、実は最大の黒幕/悪者は政府や軍だった、っていうのは定番の1つとなっている。

恐怖の中で暮らすという経験がまったくないのは幸運なことだ。

誰も信用できず、いつ自分が告発の対象になるのか、友を裏切らなければならなくなるのか、おびえながら暮らす恐怖や、閉塞感、絶望、そして諦め。

自分のことを笑えない人や国は怖い。

それでも人間というのは思ったよりしぶとくて、そんな状況でもしたたかに生き続ける。

そして揺るがない魂の健全性に対する希望。

そんなことを思いながら読みました。


ロシアでは発禁だそうで。

Tuesday, February 17, 2009

リアルな不安

The Broken Window. A Lincoln Rhyme NovelThe Broken Window. A Lincoln Rhyme Novel
Jeffery Deaver

Simon + Schuster Inc. 2003-07
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いつの頃からか、どこかのサイトに登録したり、ポイントカードを作るために個人情報を記入したりすることに躊躇を覚えるようになった。

ブログへの書き込みを理由に逮捕されたなんてニュースを聞くと、ネットの匿名性なんて嘘だと思う。

匿名だと思わせておきたい人たちがいるのだろうな、と思うと本当に怖い。

と言いつつ、欲と利便性に負けて、ネットサービスやポイントカードを使い続けている。

こうしてブログなんて書いているし、ネット上で知人と交流もしている。

ネットで知り合った人たちもいる。

怖さが分かっていて止められないのは、情報提供と引き替えにもたらされる恩恵が大きいから。

まあ、これだけ散々、個人情報を記入してきたので、今更遅いだろうし。

そんな私が感じている不安が最悪の形で襲いかかってくるというお話。

犯罪のターゲットとして誰かに狙いを定められたら、それを完全に防ぐことなんて不可能だと思う。

あー怖い、あーヤダ。




タイトルの"Broken Window Theory"(割れ窓理論)が面白い。

危険地帯の治安を改善するには、1,000人の警官にパトロールさせるより、地域一帯の割れた窓ガラスを交換し、荒れ果てた庭を掃除し、汚れた外壁のペンキを塗り直して荒んだ空気を一掃する方が効果がある、という理論。

これ、凄く分かる。

気持ちが落ち込んで、地の底を這っている時、真面目に問題について考えても助けにはならない、全然、ならない、気持ちがさらに沈んでいく可能性は大。

気分的には何もしたくない、人に会いたくない、世の中の事、すべてがどうでもいいのだけど、ここで無理矢理、顔を洗って、お化粧して、ちょっとこぎれいな格好をして、ランチなんか食べに行くのだ。

大した問題でなければこれで復活(そもそも問題がなくて落ち込むことも多い)。

問題があっても、気持ちをリセットして対応することができるようになる(こともある)。

形を整えるって大切よ。

Monday, February 09, 2009

Randy Pausch Last Lecture

Achieving Your Childhood Dreams

最後の授業 ぼくの命があるうちに最後の授業 ぼくの命があるうちに
矢羽野 薫

ランダムハウス講談

末期の膵臓癌で医師から"3 to 6 months of good health left"(これって余命とは違うよね)と告げられたカーネギー・メロン大学のランディ・パウシュ教授の最後の授業。

自己憐憫やおびえや無気力のかけらもない。

これはともすれば私が落ち込みそうになる状況。

悩んだり怒ったりすることが、問題の解決につながるのならば意味があるけれど、そうではないのにそういう負のエネルギーに翻弄されるのは無駄だし、何よりとても苦痛だ。

頭では分かっているけれど。

聡明で、明快で、視線がとても優しい。


講義はYou Tubeで聴講可能。

再生回数に注目。

世界中でセンセーションを巻き起こしたのです。

Saturday, January 24, 2009

カイザー・ソゼが来る

ユージュアル・サスペクツ [DVD]ユージュアル・サスペクツ [DVD]
クリストファー・マッカリー

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2006-09-08
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久しぶりに見ましたが、やっぱりしびれます、カイザー・ソゼ。

キントからカイザーに変わるところ、ぞくぞくする。

この映画でケビン・スペイシーに対する私のイメージは固まってしまいました。

ケビン・スペイシーって、何だかにこやかだけど、得体が知れない感じがあって、オイリーな声がえらくセクシーで、おまけにカイザー・ソゼだもの。

どの映画をみても、『この人、本当はカイザーなのよ』って言いたくなる。


真夜中のサバナ 特別版 [DVD]真夜中のサバナ 特別版 [DVD]
クリント・イーストウッドジョン・ベレント アニータ・ズーカマン

ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-10-06
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これも得たいの知れない感が強くて好きな映画。

奇妙なテイストの話だけど、これ、実話なんですよ。

原作はこちら。

Midnight in the Garden of Good and Evil: A Savannah StoryMidnight in the Garden of Good and Evil: A Savannah Story
John Berendt

Random House Inc (T) 1994-01
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本を読んだ時は、ノンフィクションだというのが納得できず(あまりにも奇妙な町、人々、話なので)、読み間違いじゃないかと、nonfictionの文字をじーっと見つめた覚えがあります。

映画は本のイメージにとても近く、南部の気だるく、ちょっと怪しい感じの雰囲気が思い出されました(ニューオリンズしか行ったことありませんが。でも奇妙な体験をしたのよね)。


ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~ [DVD]ビヨンドtheシー ~ 夢見るように歌えば ~ [DVD]
ケヴィン・スペイシー, ケイト・ボスワース, ジョン・グッドマン, ブレンダ・ブレッシン, ケヴィン・スペイシー

メディアファクトリー 2005-10-07
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歌、上手すぎるんですけど。



でも、どの映画も、こっちが油断した隙にカイザーに変わりそうな気がしてならない....

Monday, January 19, 2009

3巻が出たよ

くるねこ 3くるねこ 3
くるねこ大和

エンターブレイン 2008-12-20
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可愛いなあ、猫たち。

うちの猫の吠え声は、ポ子さんの『うえぇぇぇぇぇ』とどことなくかぶる感じがある。

ポ子さんは人に向かって発するみたいだけど。

HP

Wednesday, January 14, 2009

S.キングあれこれ

大分前になるけれど、Room 1048を見た。

原作は読んでいないけれど、多分、本は面白いのだろう。

映画で見るとJ. キューザックが一人、どたばた大暴れしているようにしか見えないけれど。

全然、怖くないし。

S.キング物は映画より原作の方がずっと面白いと思うものが多い。

人の内面の葛藤を映像化するのが難しいからだと思うのだけど、ミストは意外にも面白かった。

ミスト [DVD]ミスト [DVD]
トーマス・ジェーン, マーシャ・ゲイ・ハーデン, ローリー・ホールデン, アンドレ・ブラウアー

ポニーキャニオン 2008-09-17
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ラストの不条理感というか、ブラックな感じがよく伝わってきた。

ラストまでは普通のパニック物の雰囲気で、生き延びそうないい人、死にそうないい人、死にそうな嫌なヤツ、など頭の中で無意識に想定して見ていると、ラストでどどーんと裏切られ、「あ~、キングだあ」という感じ。


好きなキング作品は沢山あるけれど、これまで読んだ作品の中でNo.1は"IT"。

It (Signet Books)It (Signet Books)
Stephen King

Signet 1997-06
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これは初めて英語で読破した超長編小説で、読み終わる頃には分厚いペーパーバックがぼろぼろになっていた。

本や映画や音楽は、結局のところ入り込めるかどうかにかかっているなあ。。

買った時は無謀か、と思われる厚さだったけれど、気付くと読み終えていた。



キングといえば懐かしい思い出があるのがコレ↓

クリープショー [DVD]クリープショー [DVD]
オムニバス・ムービー, ジョージ・A・ロメロ

ハピネット・ピクチャーズ 1998-09-25
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B級の雰囲気ぷんぷんの(おそらく意図的)、ショートホラーのオムニバス映画。

アメリカ留学中に映画館で見た。

客はアホ盛りの高校生や大学生が大半(含、自分)。

それはそれは大げさに『ぎゃー』っと悲鳴を上げ、ゲラゲラ笑い、ポップコーンをばらまき、大騒ぎ。

正しいB級映画の鑑賞方法を見た!という感じ。

静かに見ているのに比べて、楽しさ数倍だったはず。

日本でこれやったら思い切り白い目で見られそうだけど。
(っていうか、強制退去を命じられるか)

それに私も分別が沢山身に付いて、あんなに無防備に騒ぐことはできなくなってしまった。

Sunday, November 02, 2008

A Bloodhoud to Die For

A Bloodhound to Die For (Class G)A Bloodhound to Die For (Class G)
Virginia Lanier

Center Point Pub 2004-11-30
売り上げランキング :

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"Ten Little Bloodhouds"
"Blind Bloodhoud Justice"
"A Brace Of Bloodhouds"
"A House on Bloodhouds Lane"
"Death In Bloodhoud Red"

と続く、ブラッドハウンドのブリーダー/トレーナー/ハンドラーのJo Beth Siddenシリーズの直近の作品。

地域の警察などの依頼を受け、サーチ&レスキューを行うJo Beth。

作品毎に起きる様々な事件に加えて、米国南部の沼地地帯の独特の文化、様々なサーチ(死体の捜索はサーチに当たる犬の気持ちを深く傷つけるそうだ)、大型犬の犬舎の運営、そしてそれに係わる人々の犬に対する深い愛、そして登場人物の人間関係などが語られ、ぐんぐん引きこまれる。


"~ to die for"とは『命をかける価値のあるもの』、つまり『かけがえのない、素晴らしいもの』を指す。

ここでは文字通り、連れ去られてしまった、Jo Bethが愛して止まないブラッドハウンドを取り返すためなら、命を失ってもいい、という彼女の言葉がタイトルとなっている。

今回は何となく雰囲気的に大円団を迎えた感があり、もう新作が出ないのかが、ちょっと気になるところ。

ペーパーバック版もあり。

残念ながら邦訳版は入手が難しそうだけど、比較的読みやすい英文なので、洋書にチャレンジしたい人にはお勧めかも。

Wednesday, September 10, 2008

料理 IQ

いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓いつも、ふたりで ばーさんがじーさんに作る食卓
岡西 克明

講談社 2006-11-02
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大好きなブログ『ばーさんがじーさんに作る食卓』の書籍化。

料理は嫌いではないし、
色々と自己流で作ってみたりもするけれど、
ここまで自由に『みようみまね』(料理担当のcincoさん談)は
とてもできない。

いや、比べる対象にすらならない。

自由自在のスパイス使いや
常識にとららわれない素材の処理は、
手間をかけるとか、
愛情を込めてとか、
そういう次元を越えた料理IQの高さを感じさせる。

エッセーとしてもとても面白く読める。

いわゆるレシピ本ではないし、
恐らく厳密なレシピに則って作られる料理ではないため、
『作り方』の記述はあるけれど、
分量についてはあっても『XXとXXを同量』というような大雑把なもので、
まったく言及していないことも多い。

でも、分かり易い。

問題があるとすれば、
自分が慣れ親しんでいる料理と著しく異なるものは、
目指すべき味がよく分からないことかな。

でも、要するに自分がおいしいと思う味にすればいいんだけどね。

付箋を付けた作ってみたい料理に1つ1つチャレンジしてみたいと思います。

Wednesday, August 13, 2008

つのる思い

突然、思いつきで京都に行って、それ以来、やみつきになり、毎年、数回は訪れるようになった。それがもう10年位続いている。

何度訪れても飽きることがなく、それどころかここに住みたいと思う気持ちはつのるばかり。

母が里帰り出産したので生まれこそ九州だけど、育ちはずっと横浜。

学校も仕事もほとんど首都圏で過ごしてきたのに、ここがふるさとであるという気持ちを抱いたことがない。横浜を含め、生活圏の湘南や東京まで、好きだし愛着はあるけれど、ふるさとということになると、ピンと来ない。

両親がともに地方出身者で、母などは今となっては人生の大半を横浜で過ごしているにもかかわらず、未だに自分は九州人、と言っていることも一因かもしれない。

自分の先祖が代々、暮らしてきたところ、という『時のつながり』が横浜にはない。

それはうちだけではなく、この当たりのほとんどの家が両親の代が一代目で、昔からずーっと暮らしている一族がほとんどいない。

だから引っ越していく家も結構多い。

成り行きでここに暮らすことになったけれど、代々、家と土地を守っていこうという強い気持ちがないのは我が家だけではないみたい。


京都でのんびり―私の好きな散歩みち (祥伝社黄金文庫)京都でのんびり―私の好きな散歩みち (祥伝社黄金文庫)
小林 由枝

祥伝社 2006-10
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著者は京都で生まれ育ったイラストレータ。

あーなんか、こういうの読むと、つくづく私は無機質な中で育ってきたのだと思う。

数ヶ月ぶりに行くとがらっと変わってしまっている大都市。

新しいものにどん欲で、この間まで行列だったレストランがいつのまにか閉店している。コンセプトによってデザインされた無機質な世界。

昔はそういう中で働き、暮らすことが好きだったけど。

人生の着地点について考えるようになると、
京都のように時が継続している土地で生まれ育ち、
死んでいくのって、どんな感じなんだろうと、
あこがれに似た思いがつのる。


小さな食京都案内 (集英社be文庫)小さな食京都案内 (集英社be文庫)
麻生 圭子

集英社 2005-10-20
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東京育ちの京都案内 (文春文庫)東京育ちの京都案内 (文春文庫)
麻生 圭子

文藝春秋 2002-04
売り上げランキング : 140861

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麻生圭子氏は色々な雑誌などで、京都ネタを書いている人、という認識で、著書を読んでみたいとは特に思わなかったのだけど、読んでみたらとても面白い。

多分、『よそ者(それも首都圏人)』としての目線というか、思考回路がかぶるところが多くのだろう。すいすいと内容が頭に入ってくる。

『ぶぶ漬け伝説』、『一見さんお断り』、そして『いけず』などについての考察や、種明かし(これは実はこういうことみたい)も面白い。

京都の町(四条河原町あたりの)はお世辞にもキレイとは言えない、近代の建造物(京都タワーとか)は悪趣味、という意見にも同意。

それでも暮らしたい京都。

それは時がつながっているから。

著者の極端(と私の目には見える)な昔暮らしって、とても京都風ではあるけれど、京都の人の暮らしかと言うと、多分違うのだと思う。

でも、羨ましいんである。

馴染みのお店や場所について沢山、述べられているけれど、著者の目線というか感受性の豊かさが新鮮で、また訪れるのが楽しみになる。

当分、旅行はできそうもないので、京都本を眺めながら気を紛らわせるこの頃。

アマゾンでさらに2冊、麻生氏の本を注文した。読むのが楽しみ。

Sunday, May 11, 2008

お疲れさまでした

Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling Mary GrandPre

Arthur A. Levine Books 2007-07-21
売り上げランキング : 32

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予約購入までして、一体、何ヶ月かかって読んでいるのやら。

最後の数十ページになってやっと先が読みたいと思うようになった。

乗りかかった船というのは降りるのが難しくて、正直、最後の数冊(バタバタ死人が出始めてから)は先が読みたい、というより最後まで見届けないと、という妙な義務感にかられて読んでいた。

つまらなくはないんだけど、おとぎ話が好きな訳ではないけれど、後半が死に覆われている感じにどうしても違和感を覚えてしまう。

まあ、とりあえず、ホッとしました。

Thursday, April 10, 2008

思案中

ピューと吹く!ジャガー (1) (ジャンプ・コミックス)ピューと吹く!ジャガー (1) (ジャンプ・コミックス)
うすた 京介

集英社 2001-09
売り上げランキング :

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とりあえず5巻まで買ってちびちびと読んでいます。

最初は正直、『何か笑えない』って感じだったのですが、
じーわ、じーわとおかしさが積もっていって(ただいま3巻)、
結構、楽しんでます。

ずーっと仕事していると段々、感情の起伏がなくなってくるのですが、
仕事終わってベッドに入ってくすくす笑うひとときが幸せ。

目下の悩みは続きを買うかです。

面白いんだけど、多分、繰り返しては読まないし、
ホント、バカバカしいのだもの。

この本を14巻、置く場所もないし。

Friday, March 21, 2008

今日のお買い物

Lee ChildとJeffery Deaverはよく読みます。

Lee Childのシリーズ物の主人公、Jack Reacherは私のヒーローなんだな。
寡黙でマッチョなリーサルウェポンって感じ。
感情をほとんど表さない無骨な感じがよろしい。

Nicola Barkerは表紙に惹かれて。
面白そうだし。

何かを期待させるこの邪悪な面構えに一目惚れさ。

Wednesday, January 02, 2008

『ぼくにはしなくちゃならないことがある』

セル 上巻 (1) (新潮文庫 キ 3-56)セル 上巻 (1) (新潮文庫 キ 3-56)
スティーヴン・キング 白石 朗

新潮社 2007-11
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セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57)セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57)
スティーヴン・キング 白石 朗

新潮社 2007-11
売り上げランキング : 1139

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S.キングの「育ちの良さそうな悪趣味」というか、「残酷だけどなんか可笑しい」という世界が好きで、キャリー以来、彼の著作を随分読んだ。

邪悪なる「IT」とそれに立ち向かう無力で間抜けな、だけど健全な精神というのが共通する構図で、どの作品を読んでも(また、映像を見ても)裏切られることはない。

ただ、裏切られないというのはどれも似たような感じということで、だからたまに読めばいい。

でも好き。

数年おきにこの世界が懐かしくなり、まだ読んでない本を探してしまう。

Monday, December 24, 2007

スイングしなけりゃ意味がない、の逆は

意味がなければスイングはない意味がなければスイングはない
村上 春樹

文藝春秋 2005-11-25
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果たしてそうなんでしょうかね。

よく分からない。

いや、タイトルの話。

ウィントン・マルサリスの章は、「そう、そう、そーなのよー!!」と一人興奮してしまった。

『文句なく上手いけど、何かつまんね』 と感じる理由。

それ以外は「ふーん」て感じで、馴染みのないプーランクに至っては超速読というかとりあえずページはめくってみたけれど、読んでないに等しい。

自分の意見がまったく形成されていない事柄とか、意見どころか見たことも聞いたこともない事柄に関する評論(というか、個人的見解)というのは、どうでもいいなあ。

少なくとも私は、これを読んでビーチボーイズやプーランクを聴いてみたいとは思わなかったわね。

結局、好きな事というのは何であれ、とても個人的な事だということだろう。

Monday, September 10, 2007

吸血鬼なら

屍鬼〈1〉 (新潮文庫)屍鬼〈1〉 (新潮文庫)
小野 不由美

新潮社 2002-01
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こっちの方がずっと面白いと思います。
長いけれど。
文庫版で全5巻。

Friday, June 22, 2007

結構、不意打ち

アフターダークアフターダーク
村上 春樹

講談社 2004-09-07
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これまでの村上春樹の小説とは空気がまったく違う。

何が違うって、人と人とがつながっているのだ。

村上春樹の小説にただよう圧倒的な孤独感が好きでずっと読んできたのだけど、『海辺のカフカ』が余りにもしんどくて、『アフターダーク』はしばらく手に取る気になれなかった。

村上春樹は私が単行本を買う数少ない作家だけれど、本屋で文庫本になっているのを見て、やっと読んでみようかと思った次第。

村上春樹の本を読んでいることを忘れそうになる登場人物と雰囲気。

彼の小説によく登場する"あちら側"から、こういう風に人が戻ってきたのは初めてじゃないのかしら。これまでは夜明け前の長い長い助走だったのか。

びっくりした。

そして何だかほっとして、気が緩んで、泣けてきた。

Friday, June 01, 2007

もうすぐ読み終わる

「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?
村上 春樹 安西 水丸 村上 春樹

朝日新聞社 2006-11
売り上げランキング : 3644

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トイレに置いてあります。

読者がメールで寄せた質問への村上氏の答えで、たわいのない内容から、結構、真面目な質問まで様々ですが、1回のやりとりの長さが丁度、いいわけです。トイレで読むのに。

続きが気になるような内容でもないし、でもそれなりに面白いし。

何冊か出ている「村上さん」シリーズ、どれでもいけます。

でも、サイズ的に扱い難いのでお風呂では止めた方がいいです。

Thursday, April 26, 2007

ジャズつながりで村上春樹を

ポートレイト・イン・ジャズポートレイト・イン・ジャズ
和田 誠 村上 春樹

新潮社 2003-12-20
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村上春樹の本は沢山読んでいる。

一番、揺さぶられるのはやはり小説なのだけど、その思いを文章にできない。

何度か試みたのだけどね。

なのでこのあたりからいってみよう。

村上春樹とは思わぬところで出くわすことが多い。

私が原書で読んで面白いと思った本を彼が翻訳していたり、印象に残っている本のことをコメントしていたり、はては猫や、ドーナツやジャズのことなど、行く先々で「またお会いしましたね」という感じだ。

ジャズは聞いているだけでは物足りなくなって、ちょこっとかじっては見たものの、理論は難解だし、レコード評も難しいこと言っているのが多いし、何だか気軽に口を開けない感じがしてしまうのだけれど、この本はとても安心できる。

音楽というのは、結局、魂を揺さぶってナンボなのでは、と思う。

エモーショナルな部分でとてもしっくりくる。



さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想
ビル クロウ Bill Crow 村上 春樹

新潮社 1999-01
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ついでにこれも。

淡々としているのだけど、そこに居た人の言葉というのは心を動かす。

ビリー・ホリディとチャーリー・パーカーに関する記述にじーんとする。

ベニー・グッドマンの嫌われぶりというか、嫌なやつぶりが笑える。

そして何より凄いのは、こういう人々がライブをしてセッションを繰り広げていた時代があったということ。セッションでチャーリー・パーカーの演奏を聴いて、二度と楽器にさらわなかったサックスプレイヤーの話であるとか、面白いエピソードや裏話が沢山。